【対談】OF対談
東北リーグFINALを2週間後に控え、シーズンはまさに勝負どころを迎えています。今回は、33期(4年)のOF上田祐輝と山本衛が、下級生時代から多くのことを学んできた存在である31期 Bコーチの竹島湧真さんに、残りシーズンへの思いや心構えについてお話を伺いました。
司会:本日はお集まりいただきありがとうございます。早速ですが、現役の2人は湧真さんのことをとても慕っている印象があります。そんな湧真さんとの間で、特に印象に残っているエピソードを教えてください。
山本:俺は背番号を湧真さんからいただいたことですね。俺が3年生の時、1番(竹島が4年生の時につけていた番号)をもらう予定の人がまだいないという噂を聞いて、つま恋(2月下旬)くらいにLINEで「1番つけたいです」って言いました。その時に「頑張れよ」みたいなことを言ってくれたのを覚えています。
竹島:薄いな(笑)そりゃそうだ。頑張れって言うよ。
上田:ユニフォームをもらった後、対面で会った時のことはなんか覚えてない?
山本:それはマジで覚えてない。
一同:(笑)
竹島:俺らが引退した時に衛が泣いてたのは覚えてる。
山本:俺は毎年泣いてます(笑)
上田:でも湧真さんが引退した年が一番泣いてた気がする。
山本:まあそうかも。去年よりは確かに一昨年の方が泣いてた。
竹島:めっちゃ泣いてたよね。あの時2年生だったよね?2年でよく泣けるなって思った(笑)
上田:士門さん(31期主将 川原士門)に抱きついてたよね。
山本:よくしてもらってたから。
竹島:顔が似てる2人(笑)
上田:俺は、背番号みたいなクリティカルなエピソードはないですが、常時お世話になっている感じですね。シュー練180本やらないと上手くならないとか、量がとにかく大事だと教えてくれたのが湧真さんでした。それが、自分にとって「まずは量を担保しよう」っていう自主練の軸になりました。あとは、ラクロスをプレーする上でエゴをぶつけあう事がめちゃくちゃ大事だとおっしゃっていたことも印象に残っています。
竹島:俺の大したことない言葉ですげー感動してたりよね(笑)超しょうもないアドバイスした時、「今までの悩みが全部消えました。」って言ってた(笑)
上田:ありましたね(笑)当時は走り1on1じゃなくて粘り1on1をやってたんですけど、
竹島:そう、その時最近全部がうまくいかないって言ってて、「いや、お前粘りより絶対走った方が良いだろ。」って言ったら、「そっか、全部解けました。」って(笑)いや、自分で解決できただろって思った(笑)
上田:あの頃まじで悩んでたんですよ(笑)湧真さんは普段の練習だけじゃなく、自主練をわざわざ見に来て教えてくださることもあります。いつも熱心に教えてくださいます。
司会:とても素敵な関係ですね。今シーズン終盤を迎えていますが、現役2人から、このタイミングだからこそ湧真さんに聞いておきたいということはありますか。
上田:シーズンの残りが約2ヶ月ぐらいになった時の当時の心境はどうでしたか。
竹島:よっしゃっていう感じだった(笑)ずっとうまくいってなかったけど、この時期から段々うまくいきだした。俺はエゴイズムに全振りするようになって、そしたらその方がめっちゃうまくいった。楽しくなった。
俺がエゴを大事にしろって言ってるのは、その時期の学びがすごくあるから。シーズン終盤になると、チームがどうとか、周囲の人へ恩返ししたいとかを無意識に考えて、殻に閉じ込もってしまいがち。でも、「俺だ、俺だ、俺だ」みたいなエゴイズムを出してやった方が、プレーがうまくいくしラクロス自体も楽しくなる。
上田:緊張していましたか。
竹島:緊張はあんまり無かった。ネズミとかもさ、勝ったネズミは勝ち続けるみたいな時期あるじゃん(笑)ネズミ同士衝突させて、勝ったネズミと負けたネズミを対決させると勝ったネズミは勝ちやすくなって、負けたネズミは負けがずっと続くみたいな。それは試合も同じで、エゴって成功体験を積めば積むほど、緊張じゃなくて楽しみになる。自分ができることのイメージがめっちゃ大きくなるから、これやって、あれやって、これやってってどんどん自分が活躍するイメージが出てきて試合が楽しくなる。
逆に、失敗が続くと負けネズミになるから、ショットを打つのが怖くなったり、1on1をかけられなくなったりする。この時期は、成功体験が積み重なっていったから、3年生の時みたいに色々考えながらそのピースとして動くんじゃなくて、自分が試合を引っ張る側になった感覚だった。実際にその成功体験が積めるほど楽しくなるみたいな感じ。
上田:ありがとうございます。自主練はどんな感じで行っていましたか。
竹島:この時は、それこそ180本以上絶対やろうみたいな感じでやってた。他の人より量を多くやってると、それがすごく自信になって、自分の方がショットを打つにふさわしい人間だっていうマインドを持てるから、思いっきり振り切れる。自分がふさわしくない人間だと思ってると、振り切れないじゃん。他の人が打った方がいいと思って回しちゃう。でも自分が1番練習してて自分が1番このショットいけると思ってたら振り切れる。
それに、練習1個1個のプレーにすごく気持ちが乗るから、練習してないやつが外すランシューと、毎日何百本も練習してるやつが外すランシューで、その1本の価値が全く違う。本人の気持ちも違う。練習してるやつは、もっとラクロスに熱くなれるから、プレーも良くなって、その結果プレイヤーとしても成熟していく。俺はこれだけやってるんだからミスってもいい、これだけ練習してるんだからこのショット打ちたいみたいな気持ちになっていって、良いメンタルで試合とか練習に入れる。だから量をめっちゃ積んでた。
雨の日とかも、びしょ濡れになって朝練して、そのままジム行って、その後朝練でびしょぬれになった服をもう1回着て自主練するっていうことをしてた。他の誰もやってないから気持ちいい(笑)「今俺しかやってない。こんな状態でやるやつは俺しかいない。頭おかしいだろ。こんな状態でも俺はやり続けるぞ。」みたいな。気持ちよかったな(笑)やっぱ、量やると無意識に自信になるよね。
上田:なるほど。今の自分の立場は難しいです。
竹島:そうだよね。今の4年むずいよな。
上田:何からやっていこうみたいな。迷走して迷走して迷走して、また今迷走期に入ってる。
竹島:迷走しやすくなるよね。全学をまっすぐ目指せる人たちは、それしか考えなくていいからめっちゃ楽なんだけど。AとかBとか考えなきゃいけない人とかは難しいよね。3年の後半とかは俺も迷走してたな。どんどん消極的になっちゃうんだよね。
『ひゃくえむ。』っていう漫画読んだことある?100m競争にかける人たちの話なんだけど、その中になんでわざわざ100m競争を苦しんでまでやるのかとか、なんで競うのか、記録を作ったとしても、誰かに抜かれるし、競った先も虚しいだけじゃないかみたいな問いが出てくる場面がある。作中では、それは結局、ガチになるその瞬間を味わうためだってなってるんだよね。
俺は引退してから、ラクロス部とかラクロス界はめちゃくちゃ狭い水槽で、その中での競争っていうのは、狭い水槽の中のちっちゃい尺度でしかないんだなって思った。だから成長するとかしないとかも1つの宗教だと思うくらい俯瞰するようになった。
でも、その狭い水槽の中の尺度に傾けてガチになるっていう経験は、めちゃくちゃかけがえのないもの。一旦2ヶ月、正解不正解はあるかもしれないけど、正直ガチになってその尺度に傾けてやるっていうのが唯一の正解というか、価値のあることだと思う。その結果、どうなるか分からないけど。
上田:そうですね。分からないなりにやれることをやりたいです。
竹島:休憩とのバランスももちろん大切だけど、2ヶ月間走りきることだけは絶対外さないでやったらいいと思う。
上田:そうですね。
竹島:そしたら、チャンス来ると思うし。むずいよね。逆に衛からは祐輝になんかある?
山本:今までやってきた練習に自信を持ってやってほしいな。
竹島:テンプレ(笑)
山本:やっぱり自主練はトップレベルでやってると思うから、そこは自信を持っていいんじゃ
ないかな。
竹島:続けてたら必ずチャンス来ると思うし、見てくれている人もいる。今のAOF陣も全員うまいとかではないから、いかようにも入れ替わると思う。赤崎さん(29期OF 赤崎弘明)もこのくらいの時期にAチームに上がって最後に点取ったりしてたし。
上田:とりあえずシーズンが終わるまで、どうなるか分からないけど、やることやって頑張っていこうかなと思います。
竹島:冷静になるのは後で良い。ガチで走り抜けるのが大事。 自分がどうしたいかだよ。シリアスすぎてなんて言ったらいいかわからないけど。
上田:俺のお悩み相談みたいになっちゃった(笑)
竹島:深刻すぎて、、(笑)
山本:湧真さんはシーズン終盤ずっと人間力が大事だとおっしゃってたと思うのですが、ラクロスで培った人間力が引退した後どういう場面で生きていると思いますか。
竹島:めっちゃ生きてる。恥ずかしいな(笑)健生(32期主将 吉田健生)にめっちゃいじられてたからな(笑)当時どういう意味で使ってたのか、あんまり記憶ないんだけど、俺的には何かに取り組む上で必要になる胆力的な意味で言ってた気がする。これは、引退してからもずっと生かされてる。それこそ就活とかもそうだし。どういう時に人間力って言ってたっけ?(笑)
上田:最後の集合の時とかOF集合の時とかに、結局やっぱり人間力が大事で、俺が試合を勝たせるっていう気概を持ってないやつは出るなみたいなことを言ってました。
竹島:ひどっ(笑)たしか、逃げたくなったり負けそうになったりする時に、そこに耐える力みたいな意味だった気がする。
ラクロス部での4年間が辛すぎて、その後の就活とか大変ではあったけど、ラクロスに比べたら正直安牌だった。だからラクロス部で培った人間力があれば、その先のことが全部余裕になっちゃうかもしれない。他の人はこれで辛いと思うんだ、みたいな感覚になる。
就活で仲間と一緒に色々やるんだけど、メンタル病む人もいるし、本当にきついよなって言ってる人もいるけど、俺はラクロス部での4年間が辛すぎて、これ皆辛いんだって思った。
スポーツの競争と就活とか受験の競争って全然違う。スポーツの方がむごい(笑)ラクロス部だったら、まずAとBでランク分けされて、ボーダーの人だったらいつ落とされるかとかいつ上がれるかとかをずっと気にしなきゃいけない。そのランクが人として上とか下とかじゃないとかっていうの分かっているとはいえ、AとかBって言葉に何かしらの目に見えない権力をみんな感じてる。俺の時はそこからさらに順位も貼りだされてた。これが同じコミュニティのちっちゃい箱の中で普段仲のいいやつと行われる。こんなむごい競争は多分ない。
でも、就活とかって個人プレーで相手が目に見えないじゃん。目に見えないと、勝った負けたとかっていうのを自分の中だけで意識することが多いし、言い訳ができちゃう。ラクロスは実力主義だから、言い訳ができない。就活とか他のことは不確定要素が多いから、勝手にあれで落ちちゃったなとか運が悪かったなみたいな感じで、言い訳を作りやすい。ここまでどこからも逃げられないし、言い訳もできないし、むごい競争に晒されるっていう経験は、もう恐らくない。
この経験が結果、辛いこととか、逃げたいことがあるときとか、むごい現場に向かわなきゃいけない時に耐える胆力、人間力になって、就活とか他のことになった時に余裕じゃんみたいな感じで役に立ってる。
上田:なるほど、、あと聞きたかったのは、全学(ラクロス全日本大学選手権)のラストワンプレーで湧真さんが宇宙開発した(2023年度の全学1回戦で当時4年の竹島がパスミスをしてしまった)じゃないですか。あれはどういう心境だったんですか。緊張してましたか。
竹島:緊張は一切してなかった。試合の残り時間50秒とかで、タイムアウトとってラストワンプレーっていう場面だった。確か向こうがゾーンDFかマンツーDFか変えてきてて、こっちも作戦を変えなきゃいけないんだけど、多分俺と崇(31期 OF早川崇)しかその一瞬で気づいた人がいなかった。その時士門がボール持ってて、やばい、変わってることを伝えてから組み直してる時間がないってなって、俺は士門からボールを奪い、唯一分かってる崇に、あの決めプをやるってわかってくれみたいな感じでパスを出したら、ぽわーんみたいな、、(笑)それで、「あ。終わったかもしれない。」って思った。でもフライするしかないから走った。
でも、俺2年生の時からそうなんだけど、毎年笛が鳴るまで負けるとか、引退するっていう事実を認識できないんだよね。どんなに負けそうでも。笛が鳴って、「あれ?」みたいな。なんかずっと分かんない。引退した瞬間って、引退したことが本当にわからない。負けた後、帰り道原付に乗りながら「明日から練習いかなくていいのか。わかんねぇな、わかんねぇな」って思いながら帰った。次の日も、一応、次の練習見に行ったけど、「一朗(32期DF鹿島一朗)がんばってるな。わかんねぇなわかんねぇな。」って思ってた。
あの負けを嚙み切れましたみたいな日がいつか来るのかなって思ってたら、分からないまま、記憶が薄れて日常に飲み込まれていった。これが引退です。それを噛み砕けたり、飲み込めたり、理解できたりする日は来ない。日常は続いていく。やらなきゃいけないことがたくさんあって、就活も始まっちゃうし、研究もやらなきゃいけないしってなっていくうちにどんどんその記憶が薄れて、日常に飲み込まれて、分からないまま。脳がラクロス9割ぐらいだったのが、どんどんそれ以外のことをやらなきゃいけなくなってその内飲み込まれて、忘れていく。でも、未だに南山戦の動画は悔しくて見れない。サビだけが残ってるみたいな状態。これが引退、これが引退です。一生それが噛み切れましたみたいな日は来ないのかもしれない。あの意味を理解できる日は。
上田:俺は結構区切りをつけたいですけどね。
竹島:それができた人はすごいんだよね。
上田:一人旅とか行きたいです。引退した次の日とか。
竹島:それは噛み切れなくても行けるよ(笑)気持ち良く?
上田:気持ちの整理を付けるために。
竹島:気持ちよく一人旅行くのは、全学優勝できた瞬間にしか来ないと思う。全学優勝できなかったのに、噛み切れちゃった人っていうのは本気で目指してなかったっていうことだからね。それで満足できちゃったんだという感じ。
満足するには優勝する以外はないと思う。負けたやばさとか悔しさとか分からなさって自分が目指していることに対して、足りない部分のことじゃん。
上田:実感がないまま、ずっと。
竹島:2人が身近な人が亡くなった経験があるかわからないけど、本当に人が亡くなった時に似てると思う。死んだってことがあんまりわからないまま日常が続いてるっていう感じ。生活は続けなきゃいけないからね。
上田:結構残酷ですね。
竹島:ちょっと変な話になっちゃうんだけど、俺はそれまでずっと、引退が死と同じだと思ってたんだけど、村上春樹の『ノルウェイの森』っていう本の中にある、『死は生の対極としてではなく、その一部として存在している。』っていう言葉がその通りだと思う。その感覚で生きていくことになるみたいな感じ。何言ってるかわかんないよね(笑)
上田:正直(笑)
竹島:満足して引退したいと思って臨むのは間違いではないけど、そのためには全学優勝するしかないと思うな。優勝するか、全てを出し切った上に最高の勝負をして負けるか。
でも、4年間もあったら絶対にうまくやり切れなかった部分なんて、いくらでも出てくるから、そこをどうしても悔んじゃう。どんなにいい勝負をして負けたとしても。だから満足するのって難しいよね。でもそれでいいと思う。それが人生。それを抱えながら生きていくというか。去年1年コーチをしたのは、その残り火がめっちゃモチベーションだった。俺が1年生の時はコーチはなんでこんなに他人のためにやってくれるんだろうと思ってたんだけど、自分がその立場になって自分ごとっていうか、現役の続きとしてやってるんだって思った。悔しさとか、噛み切れなさが残ってて、自分はもう舞台に立てないから、その次に舞台に立つ人たちにそれを託して、教えたいっていう熱がコーチをやらせる。2年目はちょっと疲れてきちゃうけど(笑)疲れてきてちょっと遅めに練習行っちゃう(笑)
上田:疲れは感じてました(笑)
竹島:深いテーマだ(笑)受験だったら、ここの大学に落ちたけどここに行きましたとかで、こっちの縁が良かったとかっていう噛み砕き方があるんだけど、全学での負けってそれができないくらいむごいから。そこでおしまいだから。
上田:その時期めっちゃ気持ち悪そうですね。
竹島:気持ち悪いよ。まじで分かんない。「えっ分からん。分からん。分からんけど、考えたらいつか分かるのかな?生きてたら分かるのかな?」って思ったら、分からないまま終わっていく。こういうパターンあるんだ、落としどころ無いパターンだみたいな。
上田:だらーっと時間が過ぎていきそうな感じですね。何をやるにもあんまり集中できず1か月くらい過ぎそうな感じですね。
竹島:だから、それを自分の気持ちと分離して早く起き上がれるやつが強い。早く次の舞台に上がるやつに投資するために、自分の経験とか培ったことを渡せるやつの方がやっぱ強い。ずっと起き上がれないでいるやつはよくない。もったいない。せっかく先輩とかが無償で教えてきてくれたことを誰にも渡さないまま終わるっていうのはもったいない。感覚的に親とかもそうなんだけど、先輩とかコーチから教えてもらったことって恩返しできないじゃん。するっていいつつ、結果でしか恩返し出来ないし、結果でも恩返しできなかったし。だから自分のさらに下の人たちに伝えて受け継いでいくっていうのが実質恩返しになるっていう感覚がある。2年目はちょっと疲れちゃう(笑)
竹島:衛は悩みがなさそうだけど、シーズンの最初は上手くいってなかった?
山本:最初は怪我してて練習も入れませんでした。怪我が治ってからは、龍鷲戦ぐらいまではだめで、七帝戦あたりでちょっといい感じになってきました。
竹島:衛って感情が見えづらいよね。どういう感情でプレーしてるの?
山本:感情はあんまり無いですね。まあ決められたら嬉しいです。
竹島:試合に入る時とかは?
山本:うーん。あんまりないですね。
竹島:何も考えてない。それが秘訣なの?
上田:緊張も?多少ある?
山本:うーん。さすがに去年の全学は緊張しました。開幕戦とかはやっぱり緊張します。
上田:すごいね。
竹島:感情の起伏なさそうで本当にないんだね。すげーな。2年生のときから?
山本:あんまりないかもしれないです。
竹島:色々先輩に言われたりもしてたじゃん。言われたときも、ごめんなさいみたいな?
山本:まあそうですね。怒られたなみたいな。
竹島:祐輝は試合に入るとき緊張するの?
上田:緊張します。徐々にしなくなってきた感じはありますけど。
竹島:Bリーグで試合慣れした?
上田:そうです。
竹島:あれ良い経験だったよな。
上田:これすればとりあえず大丈夫だっていうのが分かってきたので、それが支えで今のところは緊張しなくなってきてます。関東遠征とか急に呼ばれて出される時はちょっと緊張します。
竹島:Aに出る時って意外と急に来るからね。意外と準備できてない時に来るよね。
上田:準備できてないと緊張しますね。
竹島:もう常に準備しておかないとね。いつだよと思ってたら、えっ明日?みたいな。マジで急に来るからね。そこでチャンスをものにできるか。間違いないことは実力さえあれば試合に出られるから。もちろん先入観とかイメージはあるけど。点取れるやつは、必ず試合に出れる。
司会:最後に現役の2人からこれからの意気込みを教えてください。
上田:全学でどうなるか分からないけど、湧真さんに言われた通り、残りのシーズンがむしゃらにとにかくやるだけだなと思いました。林修先生も「最後の二ヶ月、頑張れるか頑張れないかで、一生後悔が残るか、後悔が残らないか決まる」と言ってたので、ラクロス部としての4年間を後悔しないように、FINAL、全学に向けてやっていきたいなという風に思います。
山本:今まで支えてきてくれた人たちに恩返しをするためにも、自分が活躍してチームを勝たせたいと思います。
司会:本日は貴重なお話をたくさん聞かせてくださり、ありがとうございました。2人の今後の活躍にご注目ください!
(文責:黒沼綾乃)
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