【対談】36期DF対談

新人戦summerを終え、ポジション別の練習も始まったということで、Frコーチの新井崚太(32期DF)とAチームロングの岡本拓真(34期DF)とDF志望の成田潤(36期DF)と渡邉瑛志(36期DF)の4人を迎え、対談を行いました。

司会:本日はお集まりいただきありがとうございます。まずラクロス部に入ったきっかけを教えてください。

成田:高校の時バスケ部に入ってたんですけど自分の理想とずれてて。楽しかったけど遊ぶ系の楽しいみたいな、バスケって5人でやるんですけど練習に来るの2人しかいなくて。試合ではギリ6人そろうみたいな。楽しかったけど強豪校とやると172-6とかで負けてしまって。そんな中、大学ではちゃんと部活したいなと思って新歓色々行ってたらラクロス部が全国1位目指してるのを知って、こんなちゃんとした部活に入りたいなと思って入部しました。

渡邉:自分はもともと小中高バスケやってて大学でも続けようと思ってたんですけど、新歓で飯食いにめっちゃ行ってたら、、

岡本:めっちゃ来てたよね(笑)

渡邉:はい、めっちゃ飯食いに行ってたら楽しくて、ラクロス部で全国を目指したいなと思って入りました。

新井:俺もみんなと一緒で大学生でスポーツで全国1位を目指すみたいな環境に行ったことなかったから。あと俺一浪なんですが、浪人時代に友達が大学でサークルとかで楽しそうにしてるの見て「お前らそのために大学入ったんじゃないだろ」みたいに思って。だったらもっと1つのことに熱中したいなという尖った理由でラクロス部に入りました。

成田:めっちゃかっこいいっす。

一同:(笑)

岡本:浪人期にそういうこと思ってたんですね。

新井:浪人期にそういうの見ててなんやこいつらとか思っちゃって、尖ってましたね。サークルとかはなんか違うなと思って割と部活中心に見てました。もともと高校までバレーボールやってて結構ちゃんとやってたから大学もバレーボール続けようかなって思ったのですがバレー部は雰囲気が自分とは合わなくて、雰囲気が自分と合ったラクロス部にしました。俺の時はオンラインの新歓だったけど、オンライン上でも雰囲気いいってわかってたから、だったらここしかないかなって思って吉田健生(32期2024年シーズン主将)と一緒に入りました。

岡本:俺もバスケやってて最後の引退試合で強豪校と当たって163-10とかでぼこぼこに負けてもうバスケはいいやと思っていました。でも大学でもスポーツはやりたい、特にマイナースポーツ、経験の差が出るから大学から始められるようなスポーツがいいなと思って、色々見てた中でラクロス部が日本一になれるかつ大学から始められるということで一番自分に合ってるなと思って入りました。

司会:今も自分とラクロス部の雰囲気は合っていると思いますか?

渡邉:自分は朝慣れるって聞いてたけどまだ慣れないです。

新井:それは4年間慣れないっす(笑) 特に冬の朝は慣れないな。

成田:僕はちゃんと部活やれてる感じがあるので楽しいです。高校の時はやろうと声かけてもそもそも人が集まらなくて、後輩も部活来なくて、そういう環境だったので今は全員来るので、恵まれてるなって思います。

岡本:そうだね、全員がちゃんとやる気あるよね。雰囲気は変わらないと思う。思った通りの雰囲気だと思う。新歓の時は特に明るいけどね。

新井:そうだね。新歓の時よりは絶対にガチだし周囲から怒られたりすべての言動が見られているように感じたりするのが大変だなと思ったこともあるけど。

成田:緊張したときはありましたか?

新井:そうだね、一言一句見られている感じが怖いなと思ったことはあったな。今も思う。

司会:36期の雰囲気もそのような感じですか?

渡邉:俺はそんなに感じません。純粋に楽しいです。高校の時は週6で部活だったので、元々こういう雰囲気には慣れてました。

岡本:それはすごいな。

司会:ところで皆さんはどうしてDFを選んだんですか?

渡邉:バスケ部の時からDFが好きで、スライドの動きとかめっちゃ好きで。入った時からDFやりたいと思ってました。

新井:最初からDF志望だったよね。最初の自己紹介の時から。

岡本:潤は?

成田:僕はチーム全体で守るっていうのが楽しくて。誰かが1on1抜かれたら誰かが補うみたいなのがいいなって。

新井:奉仕の精神すごいな。

一同:(笑)

岡本:1on1楽しいからとかじゃないんだ。

成田:今1on1厳しいっす。まだ全然チェックする度に足が止まってしまって。

一同:わかるー。

成田:まだ自分自身動きに慣れていないんですけど、DFはみんなで助け合う感じが好きですね。みんなで守る感じが。

新井:誰かが抜かれた時は潤が助けたりね。

成田:まあ逆に僕が抜かれた時も誰かがカバーしてくれて。

新井:たくまはどうしてDFにしたの?

岡本:俺はsummerの時Bチームで、その時にショートはもう無理だなと。このままショートでやっても今Aチームにいる人にはかなわないなと思っていた時にたまけんさん(30期 玉林健 当時のFrコーチ)にロングやってみたらと強く勧められて。OFもDFもやりたい気持ちは半々だったんですけど、コーチからの後押しがあって最後決めた感じですかね。

新井:コーチは誰にロングを任せるか確かに結構考えてるな。俺はあつろう(36期DF神篤朗)にやってほしいと思ってた。あとは大朗(36期DF伊藤大朗)とかかな。6月くらいからロングやってほしいってぼやーっとお願いしてたけど、正直反応は微妙な感じだった。でもsummer終わったくらいでやりますっていう感じに結構変わってくれた。

岡本:突然変わる瞬間ありますよね。

新井:俺は入部したときから身長180cmくらいあったからその代の先輩たちにロングやりなと言われてて。身長高いからロングやったほうが強くなるよって言われてて、自分はDFをやるんだなと。OFが全然できなかった。summerもBだったし、そこで自分はやっぱりロングにして自分の中でいい変化があるといいなと思ってやった感じかな。

岡本:ショートに希望が見えなくてロングに希望を見出すっていう感じですよね。

新井:36期の中でもロングにしたことで生き生きプレーできるようになった子もたくさんいるよね。山木(36期DF 山木英人)とか。やめたいと考えてた時もあったみたいだけど、ロングになってから生き生きプレーしてくれててよかった。

岡本:いいな。ロングが良いきっかけになったんですね。

新井:俺は4年で結局ショートに戻るんだけど。それは同期の鹿島一朗(32期 DF)がもともとショートだったんだけど、清さん(ヘッドコーチ 28期 佐野清) にロングにしなさいって言われてて、あとはやさん(31期 DF 多喜乃葉弥)が戻ってきて。俺はロングの中で上から7、8番だなって。きっと試合に出られないしこのまま引退するのはまずいなと思って、だったら他で活躍できるところないかなって。ショーディーに目をつけてここで活躍できるかもと思ってそのままって感じかな。でも本当はやっぱりロングやりたかったなっていうのはあるな。

司会:36期も今後何があるかわからないですね。

新井:たしかにロング現時点で8、9人くらいいるから、このまま行ったら数年後に俺みたいな人が出来上がるな。

一同:(笑)

新井:確かに多いけど1年のうちはこの中で切磋琢磨してほしいなと思ってる。

岡本:人数多いのは本当に強みだと思う。

新井:俺の時は4人くらいだったな。

岡本:俺も4人。でも同期の同じポジションでうまい人がいるとこいつに勝ちたいみたいなのが出てきて競争も激しくなるから、人数が多いほうが絶対強いチームになると思う。

司会:なるほど。ありがとうございます。次に上級生2人から見た36期全体の印象を教えてください。

岡本:さっきも言ったようにやっぱり人数が多いしみんながうまくなってる。みんなめっちゃ自主練している感じがして熱量もって自主練に臨めているのがめっちゃいいなって。毎回見るたびにうまくなっている。俺らの代よりどんどんうまくなっている感じがします。

新井:例年新歓した代と入った1年生は雰囲気似るって言われてて、36期は34期に、34期は32期に似てるとすると俺らの代と36期は少し似ている部分がある気がするんだけど、一言でいうと36期は32期から尖りを除いた感じっていう印象があるかな。自主練のインスタ出すときにお互いをメンションしてたり俺が家から青葉山行くとき自主練している36期がたくさん見えたりしていいなって。最初人数が多くてうれしかったけど、やっぱり夏の時点で半分くらいになってしまうのかなとも思ってた。でも、そんなこともなく、お互いが意識しあって切磋琢磨できてる感じがしてて、それがみんな辞めないでいてくれていることにつながっているのかなと。

岡本:例年より辞めてしまうペースが遅くて。例年やっぱりやめてしまう人が多いから今年の新歓の目標としてはとりあえず入れまくろうって思って新歓したけど、めっちゃ残ってくれてる。

新井:本当に最初のミーティング驚いたもん。人が多すぎて名前覚えられなかった。

岡本:俺も1年練行って一緒に練習した子だけ覚えた。今でもちょっと怪しい人もいる。

新井:最初危惧してたのは同じポイントに集まる人が決まってて同じメンツで練習していることで実力の乖離が生まれてる気がしていたことだな。もう少し早めに解消できてればよかったなと思う。でも、今それがなくなってきているのがよかったなって思う。

岡本:人数多いとグループできちゃうけどそれがあんまりなくて、36期はみんなでっていう感じがするな。

新井:新人戦summer優勝した時、コーチみんな半泣きだった。AもBもCも全員が頑張ったからこそのAの優勝だから。見てて安心だったな。

岡本:見ててほんとに安心だった。上手なプレーも多かった。

新井:でもそれで安心せず、関東勢がどんなもんかわからないからあかつきを意識して関東のことをもっと意識していかなきゃなと思ってる。

司会:ではここで上級生2人から見た36期2人の印象をお聞きしたいと思います。

新井:瑛志はガキっぽいやつらと仲良かったからその一員だと思ってたけど意外とまじめなとこあるんだなと。目標がちゃんとしているんだな、スポーツを本気でやりたいんだなと面談とかで話した時に感じたな。

岡本:第1印象は軽いだな(笑) でも意外とまじめ。やってない感出してやってる。

新井:潤は素直で真面目。この子は健気に頑張れるなって。あと思ってる何倍もおもろい。36期で一番おもろい。飯企画もいちばん楽しかった。俺が飯企画でどこ食べに行きたい?って聞いたらマックがいいって言ったのおもろかったな。

成田:マックが一番いいっす。

一同:(笑)

岡本:先輩に飯どこ行くか聞かれてマックは言えないっすよ。おもろい。

新井:あとは姿勢がきれい。

岡本:オフボールの時重心あんなに下げれる人なかなかいないっすよ。さぼりがちなオフボールであんなに下げられるのすごい。

成田:あざっす。

岡本:あとロング持ち始めた頃、壁で会った時めちゃくちゃキラキラした目で「ロングってマジ楽しくないですか」って言ってきて。先輩にそういうこと言えるやつはうまくなるなって思った。

司会:では、逆に36期2人から1年コーチ新井さんの印象はどうですか?

成田:最初怖いと思ってた。声も背もでかくて。ミスった時は厳しく指導してくれるんですけど、その中に愛がある。ちゃんと言ってくれる。他のコーチはミスっても「次頑張ろう」みたいに言葉を濁すこともあるんですけど新井さんは直接厳しいことも言ってくれる。

新井:1年コーチはそれぞれキャラがあるからね。俺か光田(32期,Frコーチ)が言う係かな。

渡邉:新井さんは正直最初めっちゃ怖かった。自分はDFやりたかったから結構話聞きたいと思ってた。ラクロス以外の飯企画とかではめっちゃおもろいけどラクロスの時はガチ。チェックも怖い(笑)

司会:1年コーチの新井さんから見て36期に言いたいことはありますか?

新井:36期で心配してたのはスタッフとプレイヤーがあんまり話さないなっていうことですかね。

岡本:俺ら34期と一緒だ。

成田、渡邊:うーん、あんまり話さないですね。

新井:でももうすぐ芋煮の季節だ。毎年1年生が新歓ありがとうという感謝を込めて上級生に芋煮をふるまうんだよ。あとは部局会とかもあるし、そこでもっと仲良くなれるといいね。ひそかに俺がずっとやりたいと思っているのは楽天球場で野球大会すること。俺ら32期は引退後の今とかのほうが仲いいな。卒業旅行も楽しかったな。

新井:あとは怪我が心配だな。怪我でやめるのはもったいないから。リハビリも多いなと思う。

成田:怪我しないコツって何ですか。

新井:もともと体が柔らかいことはプラスに働いている気がする。

渡邉:自分めっちゃ固いっす。

新井:あとちゃんと毎日湯舟入ってた。他にも水1L飲んで筋肉をやわらかくしたり、1番牛肉がミネラル系が含まれてるから牛肉を食べるようにしたり。常にケガしないようにいろいろ取り組んでた。

司会:ではここで上級生が感じるDFの魅力について教えていただきたいです。

新井、岡本:DF全然応援されない(笑)

新井:たしかにDFは応援されないけど、ラクロスはOF有利だから逆にDFが負けて当然と思われている中で勝てた時に楽しいって思うな。

岡本:数的不利みたいな場面が燃える。みんなが絶対無理って思ってるときに勝ちたい。

新井:あとはロングはやっぱり見栄えいい、花形だし。一方でショートは地味だけどたまに点取った時は何にも代えがたい嬉しさがある。そのために頑張ろうってなる。

岡本:たまに一瞬OF参加して点数つながるとすごい嬉しい。

新井:東北リーグ合同戦の時の歩輝(34期DF 川田歩輝)みたいな。

一同:あれよかったな。

司会:最後に36期に向けて上級生お二方から伝えたいことはありますか?

新井:36期DF陣はフットワーク頑張ってほしいな、あといろんなメニューに挑戦してみたり飽きずにいろいろなことしたり。俺は坂ダッシュ同好会組んでいろんな坂ダッシュしたこともあったな。潤はオフボールの動きとかを覚えつつあるから自分の身体的な能力を上げていくフットワークとかを自主練でできたらいいなと思う。フィジカルで負けないようにできるといい。

瑛志は身体的なところはバスケのセンスでできてるからテクニックとかチェックの仕方とかをもっと覚えておけるといいかなって思う。

岡本:36期DF陣は人数多いからこそいろんな視点で意見を言い合って高めあってほしいなと思います。1年練に行ったり動画見たりしてても、自分たちのときよりも組織で守れてる感じがあって可能性を感じられる代だと思うので、来年からAチームスタメンを目指して頑張ってほしいなと思います。同じバスケ部出身として2人には期待してます!

司会:今日は貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました!OF、DFどちらも今後の36期の活躍に注目ですね!

東北大学 学友会男子ラクロス部

東北大学 学友会男子ラクロス部の公式ホームページです。 部員123名

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