【第11回ラクロス全日本大学選手権大会】1回戦vs北海道大学

2019/11/17(日) 14:00 FO

@弘進ゴムアスリートパーク仙台

【得点】

1Q:2-0

2Q:2-0

3Q:0-4

4Q:2-1

TOTAL:12-5

<得点者>

#69長尾壮一郎(2)

#45小山大輔(4)


【試合内容】

<1Q>

 最初のFOは惜しくも相手ボールとなりました。ここで#8梶山の好プレーにより東北がボールを奪います。その後はターンオーバーの多い展開が続きます。途中東北のパーソナルファールにより厳しい場面がありましたが東北DF陣が粘りを見せました。流れを掴みたい場面、ここで#45小山がゴール左横から鋭いショットを放ち待望の先制点をもたらします。

 ここから#20村井田のFOや#45小山のナイスチェイスにより東北の流れが続きます。

 1Q残り3分を切った頃、#69長尾が待ち望んでいた追加点をもたらします。ノータイムで相手に攻め込まれますが#5田村のセーブ、#86大藪のグラボなどで相手を無得点に抑えたところで1Qが終了。スコアは2-0、2点差で2Qに入ります。


<2Q>

 第2Qは最初のFOの中で相手のファールがあり、東北のエキストラからのスタートとなりました。長い東北のOF時間が続く中、#45小山がゴール横からの豪快なダイブで本日2点目を決め、会場を沸かせます。その後も#6浅野、#0日野、#11高嶋と何本もショットを放ちますが決めきることができません。

 そんななか#45小山が再び魅せます。主将#6浅野からのナイスパスに#45小山が冷静に反応し本日3得点目を決めました。2年生の活躍に4年生も応えます。4年#11高嶋、#5田村がナイスグラボを見せ、東北の流れを死守したところで2Q終了。スコアは4-0、東北4点リードで3Q突入です。


<3Q>

 第3Qは厳しい展開でした。はじめのFOはグラボで勝ちきれずそのまま相手OFとなり、相手のゴール左からのカムが決まり初失点を許します。続くFOからは東北のマンダウンとなり、厳しい状況が続きます。流れを断ち切りたいところでしたが相手のFOブレイクが東北ゴールを脅かし、その後落ち着くまもなく相手のショットが東北ゴールに突き刺さります。チームに焦りが見え始め、続くDFでのスラッシングが悪い雰囲気に拍車をかけます。

 流れを取り戻したかった東北ですがチームの体制を整えられないまま続けて2失点してしまいます。その後マンダウンがありましたが、#41針生が立て続けにナイスセーブを見せ、なんとか守り切ります。悪い雰囲気を払拭できないまま3Qが終了。スコアは4-4、同点で最終4Qに望みをかけます。


<4Q>

 試合前半はいい形で入れたものの、第3Qで同点に追いつかれてしまい試合は振り出しに。第4Qでの巻き返しにかけますが、4Q序盤、相手の鋭いショットが決まりついに逆転を許してしまいます。

 厳しい状況を救ったのはまたもや東北地区新人王、#45小山でした。#41針生のゴーリーセーブから始まるブレイクを見事決めきり、チームの危機を振り切りました。この時点でスコアは5-5、残り時間10分を切ったところの2年生のショットにチームが湧き上がります。

 ここから東北の反撃が始まります。#4加藤、#6浅野がショットを放つと、#86大藪、#89岡田がボールダウンを奪い、相手にチャンスを与えません。この流れのまま決勝点を決めたのは4年MFPL#69長尾。残り時間5分を切ったところでの逆転の一点でした。

 その後ノータイムで相手に攻め込まれる場面がありましたが、DF陣が粘りを見せ1点差を守り切り試合終了。最終スコアは6-5、僅差での勝利に応援席からも安堵の声が聞かれました。



【試合を終えて】

#45小山大輔

 まずは自分の目標である「関西突破」に挑める舞台に立てて嬉しいです。試合内容としては前半のリードを活かして優位に試合を進められなかったのが反省点だったと思います。3Qに相手の流れがある時に何とかオフェンスでポゼッションが出来れば違ったゲーム展開になったと思います。

 これからの試合では一つひとつのプレーが勝敗を分けると思うので、より一層高い基準を持って練習していきたいと思います。必ず苦しい場面はあると思いますが、今季のスローガンである「尽」に立ち返り、自分達の力を出し尽くしていきます。


#69 長尾壮一郎

 「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」

このことがチームとして痛感できた試合だったのではないだろうか。

 4-0で折り返したハーフタイム。チームは少し浮き足立っていた。控室では現状に満足し、次への戦略よりも個人が各々の意見を別々に話していた。瞬時に「これはヤバイ」と思った。うまく行きすぎて拍子抜けする試合は去年の関西戦でも経験してきたからだ。

 その後、予想は的中し、逆転。

 チームの雰囲気は絶望の縁。しかし、自分には不思議と焦りはなかった。「今年のチームはここで負けるような実力じゃない」と本気で思っていたからだろう。

 最後の得点は予測と気持ちの準備、これに限る。次戦は待望の関学戦。因縁の対決。全員で勝者のメンタリティを以て、全力で勝ちにいきたい。


#89大藪陽太

 まず始めに試合会場に足を運んでくださった皆さん、SNSを通じて応援してくださった皆さんにこの場を借りて感謝申し上げます。他学友会の仲間が応援に来てくれるなど、今までにないほどの応援をしていただきとても心強かったです。ありがとうございました。

 チームとして全学決勝に立つにふさわしい試合をする、ということを意識して臨んだ試合でしたが、結果はギリギリの逆転勝ち。自分達の未熟さを体感した試合でした。次の試合まで残された時間は少ないですが、まだまだ強くなりたいと思います!

 東北大学が初めて長居で試合をしてから3年が経ちました。今年こそは歴史を変え、後輩達に新しいステージを見せたいと思います!応援よろしくお願いします!!


#41針生輝希

 個人としては初めての全国大会の出場でした。試合途中、追い上げられてる展開の中で交代で入り、自分も焦ってしまっていた。投入されてすぐさま同点にされ、すごく責任を感じていたが、試合に慣れると自分の持ち味を活かしたプレーができました。

 次の関学戦に勝つために1年間頑張ってきました。最高の準備をして試合に臨みたいと思います。

 序盤いい形で入れたものの途中逆転され苦しい展開が続きましたが、多くの方々の暖かい応援のおかげでなんとか勝ちきることができました。関西戦まで残り数日。部員一同ラクロスと真摯に向き合い、準備を整えています。日頃支えてくださるたくさんの方々への感謝を胸に戦い抜きますので、応援宜しくお願い致します。

(文責:中嶋彩瑛)



東北大学 学友会男子ラクロス部

東北大学 学友会男子ラクロス部の公式ホームページです。 部員99名

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