【対談】背番号対談#45
今回は、東北地区リーグ戦 FINALを目前に控える中、東北大学の「45番」を背負ってきた小山大輔さん(OF・29期)、光田将都さん(G・32期)、城戸信之助(MF・35期)にお集まりいただき、背番号に対する思い入れや、エピソードをお伺いしました。
司会:本日はお集まりいただきありがとうございます。まず初めに、だいすけさんが45番をもらった経緯について教えてください。
小山:俺は、1個上にえいすけさん(28期 MF 加藤英介)っていう仲のいい先輩がいて、先輩からもらったからずっと付けようって思ったのが最初。1個上のOFの先輩からもらったって感じだね。で、4年生になってみった(光田)に渡した。
司会:みったさんはだいすけさんからもらったときどう思いましたか?
光田:俺は結構鮮明に覚えていて。1年練にシーズンを終えて引退した29期の先輩方が来てくださって、嬉しいなと思っていたら、練習終わりにだいすけさんから「ちょっと来て」って呼ばれて、ユニフォームをいただいた記憶がありますね。その時写真も撮って。
小山:撮ったよね。
光田:大事に持ってます。まず最初はめちゃめちゃ驚いて。今までのだいすけさんの活躍を1年弱ですけど見ていたので、そこに恥じない選手になろうっていう決意を1つ固めたタイミングでした。
小山:嬉しいね。当時は、OFに東(30期 主将 東谷雅人)とかがいたんだよね。みったの代で言うとけんせい(32期 主将 吉田健生)とか。上手さというよりかは、光田のストイックさ加減にすごく感動して渡したみたいなところがあって。ラクロスの実力が伸びていくのかどうかはまだ分からなかったけど、人間性に惹かれて渡しました。後輩ながらかっこいいと思って。
光田:ありがとうございます。1つ怖かったのは、だいすけさんがあれだけOFで活躍している選手だったので、32期のOF陣が恨んでくるんじゃないかって思ってました(笑)
一同:(笑)
小山:ポジションの縛りも足していけばよかったのかもしれないけど、えいすけさんも仲いいから渡したみたいな感じだったからね。それこそ3番とかはDFの系譜があるじゃん。俺はフラットだったから。
光田:東北だとポジションを跨いで番号を継ぐのは結構レアですよね。
小山:他大とかだとあるらしいけどね。みったからしんのすけくんに渡したのはどういう経緯だったの?
光田:自分が4年生になってから、次誰に渡そうっていうのはずっと考えてたんですけど、自分もだいすけさんから1年のときにもらったっていうのもあって、若手の1年生あたりから選びたいなっていうことを思っていて。その時は、だいすけさんはなんで自分にくれたんだろうっていうのをすごく考えてました。もちろんそれも大事なんですけど、自分が45番としてプレーしていく中で大事にしていることを引き継げるやつにあげようって思うようになりました。
小山:大事にしていることっていうのは?
光田:周りに囚われずに思いっきりストイックにやり続けられて、周りにいい影響を与えられるように引っ張ったり、そういった発言ができるような、シンプルにラクロスが上手いだけじゃないことだなっていうのをすごく感じていましたね。そんな時に、どうやら1年生に大分ファンキーなやつが入ってきたと。
小山:しんのすけはファンキーなの?(笑)
光田:練習でも周りにもっとこういう風に頑張ろうよっていうのをすごく発信できるやつだったので、45番を担えるなと思って渡しました。
小山:そうだったんだ。
光田:僕も1年練か合同練でしんのすけにユニフォーム渡して、また写真を撮りました。僕が坊主の時ですね。
一同:(笑)
小山:全然話変わるけどなんで坊主だったんだっけ(笑)
光田:あれは、4年生のFINALの直前ぐらいに中央、慶應、早稲田と3連戦した遠征があって、慶應戦まではめっちゃ調子よかったんですけど、早稲田戦が調子悪くて。自分の失点で負けたっていうのがあって、死ぬほど悔しかったし、FINAL前にこれは副将として示しがつかないなっていうので次の朝練までに坊主にしていきました。
一同:(笑)
小山:それは周りにいい影響を与える45番の意思を体現してるエピソードだね(笑)
光田:かもしれないですね(笑)
小山:めっちゃおもろいな(笑)いや、俺はみったほど影響力を持ってた自信はまじでないけど、しんのすけくんはその役割を今受け継いでるの?
光田:今3年生なんですけど、 間違いなく頑張ってくれてると思います。
小山:今3年生なんだね。
光田:はい。来年の主将に決まったんだよね?
城戸:そうです。
小山:へえ、すごいね。
光田: 今3年生だけど4年生のゆうご(34期 主将 柳下雄吾)とか、他の先輩たちとかにも、「もっとこうしようよ」「なんでここやりきれないんだよ!」とかっていうのを練習中要求してくれてて。
小山: へえ、めちゃくちゃいいな。俺は、3年生の時にはそんな言えなかったな。言える相手と言えない相手がいたわ。すごいね。
光田:しんのすけは、逆にもらった時どうだった?
小山:確かに。
城戸:そうですね、さっきみったさんが言ってた、周りに1番影響を与えられる人にあげたいっていうのを、いただいた時に言われたんで、その時に自分自身そういう存在になれたらいいなっていうのは結構強く思ってました。そこからは、めちゃくちゃ上手いってわけじゃなかったから、練習中の発言であったり、声をいっぱい出すとか、そういうところで自分の存在意義やAチームに与える影響みたいなのをずっと意識してきましたね。
小山:あれ、Aチームではあるんだっけ?
城戸:今そうですね。
小山: なるほどね。元々そういう考えとか行動をしてたのがすごいと思うんだけど、なんでなのか気になるね。45番をもらったからよりそうなったっていうのもありそうだけど。
城戸:そもそも思ったことをすぐ言っちゃう性格ではあって(笑)
一同:(笑)
城戸: あんまり気にせずに言っちゃうんで(笑)
小山:そこがいいとこだったんだね(笑)俺は、ラクロス自体がそこそこできたから、言いやすかった面もあったのよ。しかも上級生相手ならなおさら、上手ければ言えるみたいなところもあるじゃん。今は、柳下とかめちゃくちゃ上手いじゃん。そういうやつがいる中でガシガシ行けるのが、なんかすごいね。緊張とかしないの?
城戸:今の4年生、すごい優しいんで。
小山: 言いやすいんだ(笑)
光田:めっちゃ言い返してくるタイプの4年生があんまりいないからね(笑)
司会:では、先輩から45番を継いで、自分自身に変化はありましたか?
光田:どうでした?
小山: ちなみに俺はもちろん何もないよ(笑)
光田:ええー(笑)
小山:仲いい先輩からもらったくらいだから(笑)
光田:それで言うと、今ちょうどだいすけさんからもらった日のLINEを振り返ってたんですけど。
小山:うわー、熱っ!
光田:だいすけさんからもらった時にいただいているLINEの文面で、「相手が誰であろうとやるべきことを指摘できるのがみったの長所だと思うから、気負わず頑張ってくれ」っていうのが書いてあって。あまり言ってもらえたことがなかったので、そこが自分の長所なんだって思ったのと同時に、そこはちゃんとやり続けたいなっていう風に思って。30期とか31期相手でもしっかりできるようにしていきたいっていうのは、ブレずにやろうと決めました。
小山:いや、それかっこいいよね。自分はそれがめっちゃ苦手で、結構周り気にしちゃうから、それができてるみったを単純に尊敬してたから渡してるのがあるんだよね。だから自分の人間性と45番に重なってる思いがあるわけではないんだけど。みったがそういうのを得意として、しかも意識もしてやってて、それがしんのすけくんによってより濃くなって引き継がれてるのがすごいなと思った。
光田:しんのすけはどうだった?
城戸:変化じゃないですけど、だいすけさん、みったさんっていうすごい人が付けてた番号なんで、中途半端な選手で終われないなっていう思いは結構日々抱えながらやってますね。
光田:それはプラスに働いてくれてる?それとも焦りとかもある?
城戸:結構プラスに働いてると思います。2年生のときにAに上がれずにスタンドで見ている時に、だいすけさんは出てたんだよなとか思いながら試合見てて、これじゃダメだなと思って頑張れたところもあるんで。
小山:うんうん。
光田:それはめっちゃ分かるわ。だいすけさんは2年からめっちゃ活躍してるんだよな、みたいなのは俺も2年生の時めっちゃ思ってた。
小山:番号が基準を引き上げてくれるみたいなところあるよね。
光田:そうですね。周りからの期待もあって。だいすけは2年から出てたぞ、ってなべゆうさん(28期 G 渡辺裕也)とかから言われた。でも2年生の開幕戦にスタメンで出られなくて。
小山:あ、そうだよね。
光田:それで、ベンチでスタートして。ずっとそこを目標にしてきたのもあって、死ぬほど悔しかった。だから圧勝してみんなで祝勝ムードみたいなところで、自分だけてるきさん(28期 G 針生輝希)と2人で反省会してマジ泣きしてるみたいなのをやっていた記憶がありますね。やっぱり自分としてはだいすけさんに追いついてないぞっていう感覚がすごくあって、悔しさがありましたね。
小山: 俺は気恥ずかしさもあるね。社会人になって1年目の時は32番だったんだけど、2年目以降は45番ずっとつけてて、45番=自分の番号みたいなものをずっと続けてきてはいるんだけど、後輩にあげた手前変なプレーできないなっていう、逆の突き上げみたいのすごく感じてて。
俺はラクロス面では自分のキャラとして45番だったりアピールして、代表選手に選ばれるっていうことを頑張ろうと思うけど、2人みたいな周りに影響力をどう発揮するかみたいなところは、正直社会人になって全然発揮できてないし、ファルコンズ(KAWASAKI FALCONS(29期 小山大輔さん、32期 吉田健生さん、28期 HC 佐野清さんが所属する社会人チーム))内でも、俺的にはけんせいとかの方が影響力発揮してるなって見てて思うから、2人から刺激をめっちゃもらった(笑)
光田: 今自分は選手からは遠ざかっているので、どういう価値を発揮できるか、貢献できるかなとかっていうのは、だいすけさんとしんのすけと両方見て、刺激を受けている側の人間です。今ゴーリー育成部屋っていうInstagramのアカウントをやっていて。
小山: 見てるわ。
光田:そこのアカウント名も決める時にめっちゃ考えたんですけど、「g45」ってちゃんと入れてるんですよ(笑)
小山:アカウントなんて名前だっけ?
光田:「tohoku_g45_for_fr」です。
小山:あった、ゴーリー育成部屋。
光田:ちゃんと45っていうのを入れて発信していこうっていう思いでやってますね。
司会:では、皆さんはプレーしている中でしんどかったことはありましたか?
光田: 多分、俺は最後の方がいいかもしれない(笑) しんちゃん(しんのすけ)はどう?
城戸:45番がプレッシャーになってしんどいとかはそんなにないですけど、シンプルにしんどいことはたくさんありますね(笑)
小山:しんのすけの中で1番印象に残ってることとかはある?
城戸:去年、Bチームで、自分の中でめちゃくちゃ頑張ってたつもりだったんすけど、なかなかAに上げてくれないみたいな時期は結構しんどかったですね。
小山:確かにね。「コーチ見てくれてんのか」みたいなところとかね。
城戸:絶対、Aチームより練習してるのに、みたいな気持ちはありました。
小山:なるほど。確かにコミットすればするほどそこの不満は感じるよね。今年からAに上がったんだっけ?
城戸:去年の最後に上がって、試合に出始めたのは今年からですね。
小山:なるほど。
小山:不満抱えながらこうコミットするのめちゃくちゃしんどいよね。暗闇走ってる感じがするというか(笑)
城戸:そうですね。
小山:合ってんのかな、みたいな。
光田:だいすけさんはそういう時期ありました?
小山:あったね。俺らはコロナの時だね。
光田:あー、そうか。コロナ禍どんかぶりだったんですね。
小山:ちょうど2年生終わって新3年生になりますっていうタイミングでコロナになって。で、そのタイミングで、1個上(28期)の人たちとか、俺らの代の荒木(29期 DF 荒木佑之輔)とかがいて戦力が揃っていて、関東にも引けを取らないレベルかなってワクワクしていて。そこで大会がなくなったり、合同練習もなくなったりした虚無感はあったね。
けど僕は来年度のシーズンもあるし、代表とかもあるし、足元では頑張らないといけないっていう。合ってるかわかんないけど個人練習をひたすらやる、みたいなことはすごいしんどかったね。でも逆に言うと、意外とそれまでなあなあにしてた技術をすごい復習することができて、結構実力が上がったなっていう感覚もその期間であった。だからプラスではあったんだけど、結構しんどかったね。
光田:あのときの28期、29期の代って、史上最強の世代って呼ばれてて、もうここが本当に学生日本一取ってくれるんじゃないかってすごい言われてましたもんね。
小山:そうね、確かに。
光田:全学生が注目してっていう感じで。
小山:そうね。光栄だ。28期が本当に上手かったしね。俺らの代も結構上手かったけど。
光田:まだ覚えてますよ。僕が1年生の時、シュー練とかに参加させてもらってたときに、29期は全然本気で打ってくれなかった記憶があって(笑)
小山:いや、そんなことない(笑)
光田:本気で打ったら僕が怪我するからって分かってるんですよ。手加減されても俺決められてるわっていう記憶がすごいあって(笑)茂田さん(29期 MF 茂田治樹)とか、だいすけさんとかがすごかったなっていうのを覚えてます。
小山:みったのしんどかったことは?
光田:自分は、めっちゃあるんですけど(笑)
小山:知ってる(笑)
光田:知ってますよね(笑)改めて45番と絡めて言うのであれば、やっぱ自分自身に課している期待値と、目の前の現状との差がデカすぎるなってところで自責に駆られて、メンタルエラーを起こして、みたいなのはすごくしんどかったですね。じゃあ解決するにはどうする?ってなった時に、コミット量をさらに増やす方向にしか舵を切れない人間だったので。
とにかく1人やって、やって、さらにやって、みたいな。やればやるほど、睡眠時間削られて次の日の朝練のパフォーマンス落ちて、セーブできなくなって、みたいな。練習すればするほど下手になってるなって思う期間が2ヶ月くらい続いて。あの時は本当に自分は何やってんだろうって考えながら、でも練習やめたらダメだなみたいな。
小山:それはどこかで脱するの?
光田:脱しました。
小山:どう脱するの?
光田:僕が3年生の時の話なので4年生がいたんですけど、脱したときはすごい周りにびっくりされて。「ここ2週間くらいで急にいつもの光田に戻ってきたな」って言われました(笑)脱せた理由は、自分が止められないショットを止めてくれるために味方のDFがいて、それでも失点しちゃうものを取り返すために味方のOFがいるんだっていう死ぬほど当たり前なことに今更気づきまして。
だからこそチームスポーツなんだし、自分が止められないものは止められないって言ったほうがいいなと。なんでもかんでも自分の責任にしていたってチームが勝つことに繋がらないなっていうところまで行き着くのが遅かったなと。賢かったらすぐ考えつくことなんでしょうけど、自分はそこの考えに至るのに2ヶ月くらいかかってしまって。
小山:へえー。
光田:それまで人間と喋ることすらできないみたいな時期が続いてたんですけど。
小山:そんな時期があったんだ。
光田:練習中も挨拶をしなくて、僕が人生で唯一えいしろうさん(29期 G 小山瑛士朗)にブチギレられた時があったんですけど(笑)
一同:(笑)
光田:誰に対しても親切にしてくれてるえいしろうさんにブチギレられました(笑)
小山:何でブチギレられたの?
光田:練習中は発信とかするんですよ。だけど練習前も練習後も誰とも喋んなくて(笑)塞ぎ込んでグラウンドから帰るときにえいしろうさんが気遣って「みった、お疲れ」って挨拶だけしてくれたんですけど、無視して通りすぎてブチギレられるっていう(笑)
小山:そんなことがあったんだ(笑)
光田:それを1回やって、本当に良くないことやってるなってマジで反省してみたいなのもありましたね。
小山:じゃあ基準を下げたっていうか見つめ直したってことなのかな?
光田:目的を考え直した、ですね。自分が上手くなることじゃなくて、やっぱり僕は全学で優勝することが1番大事だなっていう。そのために自分も上手くならなきゃいけないんですけど、でも、他の人のことは全く考えなくていいかっていうとそんなわけではなくて。1番勝利に近づくことは何だろうっていうのを考えたときに、周囲と協力しながらやっていくことだし、それができないと周りからも要求してもらえなかったんですよね。
小山:確かにね。
光田:その基準をDF、OFと一緒に作っていくっていうのが大事だなっていうことに気づかされました。
小山:なるほどね。
光田:すごくでかい代償は払ったものの、それ以上にでかい学びだったなっていうのは思ってます。
小山:すっげえな。なんか俺そんなにストイックにできたことないから分かんないけど(笑)
光田:いや、人と喋ったほうがいいんで(笑)
小山:めっちゃ当たり前、それはそう(笑)目的を見つめ直すタイミングって、こうなんかじわじわなのかな、それともある日ピーンと変わるもの?
光田:ある日ピーンの方が近いですね。ずっと考え続けてるんですけど、他の人がいろいろ言われているのが嫌でも耳に入ってくるっていうのもあって。、どんどん負のスパイラルに陥っていく時期なので、自分の中でいい答えとかが出なくて。このままじゃいけない、けどどうしよう」みたいなのをずっと考えてて、ある日、みたいな。自分の場合はそんな感じでした。
小山:なるほどね。
光田:なので、そこまでの思いを後輩にしてほしいとはもちろん思ってないですし、そういう悩みがあれば、気軽に聞きたいなっていうのはすごい思ってます。
小山:確かにね。
光田:はい。
光田:ごめんなさい、長々と。
小山:いや、めちゃくちゃおもしろかった(笑)
司会:次に、しんのすけは45番をあと約1年着ることになりますが、残りの時間をどう過ごしていきたいですか?
城戸:「しんのすけが来るだけで全然雰囲気変わるな」って言われるような選手になろうっていうのは結構日々意識してて。下級生だけど、めっちゃ声出すし、セットの時間も短いし、強度も上がるし、みたいな。みったさんを見て学んだことでもあるんで、それを意識してもっと徹底してできるようにしたいと思ってます。
光田:すごい、それはめちゃ大事だね。
小山:練習だけじゃなくて、試合とかでもコートにそいつがいるかどうかで締まるとか変わってくるからね。
光田:しんのすけにぜひ体現してもらいたいな。
小山:今のチームでも、去年までいたベテランの2人がいるかどうかで、練習の雰囲気がだいぶ変わってたし、強い影響力持てるのは3・4年生のこういう意識持った人だけだと思うから、頑張ってほしいね。
小山: 2年生もそういう上級生に救われるんだけどね。まあでも種類によるか。怖めだと縮こまっちゃうけど(笑)
光田:しんのすけは後輩に怖がられてる側なのか、いじられてる側なのか、どっち側なんだろうね?
城戸:「怖い」ってちょくちょく言われます。
小山:あ、そうなんだ。
光田: なるほどね。けんせいをイメージしてもらったら分かるんですけど、激しめの煽りみたいなのをやったりしてるんで。
小山:でもその闘志むき出しな感じはすごいしんのすけの良さだと思うけどな。まだ見たことがないから、想像だけどね。いつか見てみたいよ。
光田:ぜひ練習いらしてください。
城戸:自分もだいすけさんの学生時代見れてないのがちょっと悔しいですね。
小山:お互い様か(笑)
光田:確かに(笑)3代空いて渡す風習だからこそ見れてないっていう。
小山:確かに、絶妙に見れないんだ。
光田:そうなんですよね。しんのすけが次渡す人は俺も知らない人間になるし。
小山:3代空いてるからこそ、同じ思想が下にまで伝播していってるのかな。でもそれは3番とかも同じか。
光田:でも、1個下に毎年毎年そういう人が出るかって言われると確かではないところもありますよね。
小山:ああ、確かに。
光田:あとは毎年4年生が着るポジションは、思想っていうよりは上手い奴が貰う番号だったりすることが多いんで。そうではないのが1個珍しい部分ですよね。
小山:確かに。
光田:1年生に渡して上手くなるなんて分かんないし。
小山:分かんないね。辞めるかもしれないしね(笑)
光田:確かに、そうですよね(笑)しんのすけに渡したときにやめるかもと思っていたわけではないですけど、まあ1年生の段階だったら何が起きるか分かんないですもんね。
小山:うん。
光田: 賭けですよね(笑)
司会:最後に、だいすけさんとみったさんから、しんのすけにエールをお願いします。
小山:じゃあ僕から。全く45番というものに気負わず、頑張ってほしいなと思うんだけど。どっちかというと、しんのすけ君はもう既に周りに影響力を発揮できるタイプだと思うし、ラクロスもメキメキ上手くなってるんだろうなって思うけど、誰かから指摘されて変えられることとか、その指摘が自分にとってプラスになるっていうこともめちゃくちゃあるなと思ってる。俺は学生時代、もう少しコーチの意見を聞き入れたり、同期や後輩の意見を言いやすいような関係性を作ったりしておけば良かったなっていう風に反省することもあった。もちろん、ストイックに誰かに求め続けるとか、自分にも求め続けるっていうのは貫き通してほしいし、しんのすけ君のいいところだと思うんだけど、その中でも周りとの関係性を作っていって、一方で受け入れられやすい、いじられやすいポジションみたいなところを取っておくと、フィードバックがもらえて、自分の行動もいい方向に変わってくるんじゃないかなって思いました。
城戸:ありがとうございます。
光田:俺からは、最後の最後に信じられるのは自分だったりするんだよね。もちろんチームメイトもそうなんだけど、だいすけさんとか自分がこういう思いで45番を託したからっていうのを変に気負わずに、自分のやりたいこととか、自分の曲げない芯とか軸を貫けるやつが45番着てるっていう風に思ってもらえればいいから。しんのすけが何をやりたいんだろうとか、しんのすけはどういう風にこのチームを変えていきたいんだろうとかっていうので動いてもらえれば、俺らはめちゃめちゃ嬉しいかなっていう風に思ってる。それが、最後試合で迷う一瞬とか、大変だな、しんどいなって思いながらコートに立ってる時に原動力になるかなと思うから、そこ突き詰めて最後までやってもらえれば嬉しいなと思っています。俺は今年でコーチ終わりで、来年はいないからね。今年のうちは、3年生のしんのすけと学生日本一が達成できればいいかなと思っています。一緒に頑張りましょう。
城戸:頑張りましょう。
司会:しんのすけは意気込みをお願いします。
城戸:まずは今シーズンはみったさんと日本一取れるように頑張ります。
小山:頑張れ!
城戸:来シーズン主将になろうと思ったのは、最前線で今まで積み重ねられてきた東北のラクロスっていうのを自分が体現できる人であろうと思ったのが、やっぱ1番大きいので、こういう系譜も忘れず、先輩たちが築いてきたものを一番表して、いいラクロスしてるなと思ってもらえるようなチームにできるように頑張るので、よろしくお願いします。
小山:応援してます。
司会:本日はお忙しい中ありがとうございました。
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