【対談】35期対談

新チームが始動して約3ヶ月がたった今、新2年の太田健心(35期AT)、芳澤大樹(35期MF)、平善士朗(35期G)、平野玲奈(35期AS)の4人を迎え、対談を行いました。



司会:本日はお集まりいただきありがとうございます。よろしくお願いします。それでは、対談を始めていこうと思います。1年チームが解体して合同練に参加するようになってから約3カ月が経ちますが、何か変化はありますか?

太田:いまだに先輩についていくのに必死。6on6とか組織練で全然自信を持ててない。知識ないのもそうだけどプレー面もミスできないっていうプレッシャーがあるから、まだちょっと自分はっきりはしてないかな。でも練習の雰囲気とかはもう慣れてきたかもしれない。

平:俺は結構先輩とかに言いたいこと言えるようになってきた気がする。クリアは本当に泣きそうになりながらパスミスするんだけど。あれ本当に一回涙出た。クレードルができないんだよね。

平野:コーチとかが発展の時間に言ってるじゃん、こういう動きしてみたいな。あれってみんな理解してやってるの?

太田:理解できるけど、いざフィールドに立つとできなくなる。色々な人が動いてるからその中でここのディフェンスこうだから自分こう動かなきゃとかっていうのを考えてたら足止まっちゃってなかなかできない。

平:大樹(芳澤)は?

芳澤:自分のことでいっぱいだよ。

平:俺もゴーリーやってて力抜けする。

芳澤:1on1弱すぎるし、オフボールも分かってないし。今日の6on6でも全部自分のところからかけられて点決められていくから。今日(の練習)狙ってたでしょ多分?

太田:いやショーディーだから。

芳澤:しんどい。

太田:まじでショーディーきついよね。1on1ずっとかけられるし。オフェンスはショーディーをいじめたいから。(笑) ショーディーにずっと(1on1を)かけて体力を削って勝ちたいからね。

玲奈(平野)は?

平野:私も先輩の言うことについて行くのに精一杯。

太田:審判とか?

平野:審判は並走して聞くだけ。チームの事とか考えようと思ってるけど、審判もまだ走られへんし、ASのデータも全部理解してるわけじゃないし、戦術とか知識もプレーヤーよりあるわけじゃないし、朝練も完璧に回せるわけじゃないから、なんか気持ちだけ先行して自分の実力が全く追い付いてないみたいな状況。だから重ね合わせるみたいなのが難しい。現実的に考えられへんから、思い描いてることあるけど、今はその事に近づくってよりはそれ以前の問題。

司会:色々な人に話聞きに行ってますよね。

平野:来年のW杯のASに受かりたい。顔広げたら近づけるかなって思って、顔広げようとしてる。頑張ってる人って認知してもらって、迷った時に自分が候補に上がればいいかなって思って。武者はそういう思いで、社会人チームのところにも行って頑張ってる。

司会:つま恋もありましたが、つま恋はどうでしたか?

太田:シンプルきつかった。(笑)ずっと出てたから足パンパンだった。スタンシューと1on0とかしかなかったから、課題がはっきりしたというか。先輩にスライド飛ばせて、俺フリーになるみたいなのばっかだったから。課題が明確になったという意味では収穫があったかなと思う。

芳澤:1日目2日目は出してもらえたけど、最後、準決勝と決勝は太亮(35期DF 中杉太亮)と一緒にベンチにいたからもどかしかった。せっかくAチームに呼んでもらったけど、結局力になれずにベンチを温めるだけになっちゃってて悔しかったし、それで負けちゃったのもなお悔しかった。

太田:俺のせいで負けた。あのヘッドショット。

芳澤:いやいや。

太田:あれは下に打つべきだったかな、今思えば。その冷静さがなかった。

司会:では次の質問に移ります。日本一という目標に対するモチベーションや思いについて教えてください。

芳澤:まだそこまで見れてなくない?

平:まずチームの中でじゃない?

芳澤:自分出てなくて日本一になってもなんかあれじゃん。

一同:うんうん。

芳澤:せめてベンチ入って。出れるなら出たいし。

太田:確かに。今は自分のことで精一杯。つま恋の時はその中で一位になりたいっていう思いが強かったから、もうちょい関東と試合すると見えてくるのかなと思うけど、今は部内でしか試合やれてないからね。

芳澤:関東は六大戦とかあるじゃん。経験の差は出ちゃいそう。

平:フルフィーでできてないしね。人数足りないのもあるし。

太田:うんうん。朝のパスキャ(相手を)いつも探してるもん。(笑) 意外といないんだよねショートが。玲奈(平野)は?

平野:さっき言ったみたいに、思ってることは日本一だし、もっと色々なことしたいって思ってるけど、自分一年生だし実力もないから、自分のいるところと思い描いてるところが遠すぎて難しい。細かく組み立てて考えるっていうじゃん。駿太郎(35期AT 藤本駿太郎)が35期ミーティングで言ってたみたいに、目標日本一だけどそのために段階的な目標組み立てるのが難しくて、さまよってる。何をすべきか分からなくて。

司会:スタッフだと尚更ですよね。何が日本一につながるか分からないから。

平野:そう。しかも頑張ろうと思ったらスタッフは何にも手を出せるから。戦術理解しようと思ったらオフェンスのこと、ディフェンスのこと、FOのこと、ゴーリーのことも知ろうと思えば知れるし、アパレル頑張ろうと思ったらアパレルもできるし、ASもできるし。やろうと思えばできることが多すぎて、これを頑張ろうっていうのが自分の中でまとまってない。だから1つに定めてめっちゃ精度高くするみたいなことができなくて迷い中。

芳澤:玲奈(平野)的に何伸ばしたいとかはあるの?

平野:目標は、審判とマネージャーができるAS。関東とかは元プレイヤーのASとかがいるから、そっちの方がASの力ってこれからもっと何年か経ったら大きくなっていくかなって思ってて。それにどうやったら勝てるかなって思ったら、プレイヤー視点じゃなくて審判の視点を持ち合わせてたASがいたら強いと思うから、審判頑張りたい。でも、オフェンスの時の流れとか、次こういうことが起こるからその時にこういうファールが起こるだろうって思いながら見た方がファール取れたりするから、審判も元プレイヤーよりスタッフの方が絶対に不利な状況にあるじゃん。だから最近は、オフェンスの戦術を理解できたら予測しながら見るっていうのができてアドバンテージかなって思って戦術を聞くようにしてる。ディフェンスも聞かないといけないなって思ってる。考え始めたら全部だからそれが難しい。アパレルも頑張りたい。(笑)

司会:では次の質問に移ります。最近頑張っていることはありますか?意識していることなど。

平:ご飯食べ過ぎないようにしてる。

太田:お前1人だけ減量だもんね。(笑) 確かに増量のこともあるよね。

芳澤:分けてくれ。

平:俺は放置してると食べ過ぎちゃうから、食べないようにしてる。

平野:プレイヤーってどのくらい食べてるの?

芳澤:朝1.5(ご飯1.5合)だっけお前。

平:朝1.5。

太田:すご。まじで朝食えない。俺は最近餅食うようにしてる。きな粉餅おいしい。腹空いてるなぐらいの時に、美味しいし間食に良い。

平:俺は、ラクロスで頑張ってることはシャドー。シャドーはめっちゃやってると思う。セーブできなかったら話にならないからセーブの方は頑張れてる。クリアは本当に涙目になりながらやってる。

平野:クリアは自主練できないよね。

芳澤:最近1on1のあとパスもらうようにしてるじゃん。そのパスも良くないから。

平:はいすみません。(笑)

太田:指摘だったまさかの。(笑) 俺は、NCAA見るのと、考えてプレーするのを意識してる。NCAAちょうど今やってて、オフェンスもビデ反の時に見るんだけど。面倒だけど、一回見ちゃえばずっと見れる。でもそこまでの見ようっていう労力が必要。そこを頑張ってる。

平:俺は他のゴーリーの人のインスタ反省見てる。光田さん(32期G 光田将都)とか、竜矢(32期G 林竜矢)さんとか。どういうことを考えてるんだろうって。

司会:大樹(芳澤)は何かありますか?

芳澤:やっぱり1on1かな。ディフェンスが今1on1強化期間みたいになってて。やっぱりショートなのもあるけど、1on1弱すぎて自分のところから1on1かけられて決められるみたいなの、しんどくて。1on1強くならないと使ってもらえないと思うし。だから1on1を今頑張ってる。

太田:玲奈(平野)は?

平野:手が回んないんです。(笑) でも色々な人に話しかけるようにしてる。最近は、プレイヤーのインスタ反省ちゃんと見るようにしてる。全部。

芳澤:大変じゃない?

平野:読んでみたらめっちゃ大変やった。全然理解できひんし。

芳澤:そうだよね。書くのも大変だもん。

平野:分からんかったら、信之助(35期AT 城戸信之助)に聞いてる。(笑) これってなんですかって。

芳澤:答えてくれるの?

平野:めっちゃちゃんと答えてくれる。参考動画とか送ってくれる。(笑) 清さんの過去のインスタの動画とか送ってくれる。

一同:やば!(笑)

平野:ディフェンスも聞かないとって思ってるけど、分からない単語があったりして困ってる。

司会:では次の質問です。今シーズンを通して、自分、チームともにどのように成長したいですか。自分の強みや、ここをどう伸ばしたいなどがあればお願いします。

平:とりあえず俺はクリア上げられるようになる。

太田:今シーズンで?(笑)

平:セーブ精度上げたいよな。強度はあるから精度を上げたい。

太田:強度って?

平:めっちゃ近いとこから早いの打たれても反射でバンって。普通のショットの、止めて欲しいなっていうショットの確率(セーブ率)がめっちゃ高いわけじゃないから、そこを上げたい。

司会:善士朗(平)はゴーリーに転向しましたが、ゴーリーになって良かったと思いますか?

平:思うって言わなきゃいけない、!(笑) (なって良かったって)思うし思わない。やっぱり止めると一点取ったのと一緒だから。あと盛り上がる。思わない理由としては、まず痛い。(笑) 痛いし、クリア上がらないし。ちょっと遠いところから止めれなかったら、「善士朗(平)今の無理だった?」って。確かに行けたなって思う時もあるし。

芳澤:ディフェンスとしても打たせるなら打たせてターンオーバー狙えるからね。痛みに慣れるとかはない?

平:ない。でも、痛いって思っても大丈夫な顔はできるようになってきた。(笑) あと、ちょっと痛がると、オフェンスにナイジーって言われるからその時だけ味方になる。(笑)

太田:申し訳ないからね。当てた側は。

平:ごめんって言ってくれると、嬉しい。(笑)

芳澤:俺は、さっきも言ったけど、1on1を強みにしていきたい。足速くてクリア上げれるって言っても、そもそもディフェンスだから守らないといけないじゃん。自分のところで負けちゃうと、チームも負けちゃうし。使ってもらうためにも、1on1強くなりたいなって。

太田:ショーディー走れるのでかいと思う。

芳澤:翔さん(34期SSDM 森田翔)、古木さん(34期SSDM 古木亮介)が足が速いから、そこでプラスアルファというか、少なくとも2人の水準ぐらいにはならないと、ファーストなんか無理だろうし。

太田:良い手本だよね。1on1強すぎるもんな。

芳澤:1on1まじ強い。しかもパス出したらクリアも上げてくれるし。

太田:ショーディーだけど1on1かけたくないもん。オフェンスからしたらショーディーは抜くもんみたいなのがあるから、そこで抜けなかった時、普通に精神的に来る。すごい、あの2人は。

司会:健心(太田)はどうですか?

太田:俺は、一枚目のATとして活躍したい。雄吾さん(34期AT 柳下雄吾)みたいにできれば出たいと思ってる。なんか今は、左いないから出させてもらってる感があるから、左は健心(太田)に任せたぐらいの信頼得られるように活躍したい。

司会:いいですね。玲奈(平野)はどうですか?

平野:私は、力をつける!まずは。

太田:筋トレする?(笑)

平野:確かにそれも要るかも。(笑) 審判できるようになるとか、マネージャーできるようになるとか、ASデータ取れるようになるとか。自分の意見を聞いてもらうために、まず自分の意見を聞いてもらえるような実力つけないと色々考えてても意味ない。提案した時にそこに耳を傾けてもらえるようなスタッフになるのが今年の目標。

司会:本日は貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。

東北大学 学友会男子ラクロス部

東北大学 学友会男子ラクロス部の公式ホームページです。 部員66名

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