【2022年度新歓コラム】ラクロス界の最先端で活躍する東北大OBたちにインタビュー

今回は、東北大学という枠組みを超えてラクロス界の先端に立ち、東北大学男子ラクロス部を引っ張ってきた4名のOBの方々に集まって頂き、以下の三つの項目について対談して頂きました!

1.なぜラクロスを始めたのか

2.ラクロス・ラクロス部の良いところ

3.これからラクロスに対してどうアプローチしていきたいか

学生日本一・日本代表に興味のある新入生必見のインタビューとなっています!


参加してくださったOBの方々の紹介です!

・荒木佑之輔

22卒。

2020年度 男子全国強化指定選手

2021年度 東北大学男子ラクロス部 副将

・小山大輔

22卒。

2019年度 全国学生ラクロス選手権 準決勝 MVP

2019年度 東北地区ラクロス リーグ戦 新人王

2020年 男子全国指定強化選手

2021年度 東北大学男子ラクロス部 主将

・佐野清

21卒。

2019〜2020 年

全国強化指定選手

アジアパシフィック選手権出場

米国遠征メンバー(強化指定選手より選抜)

2020年度 東北大学男子ラクロス部 DFリーダー

2022年 男子21歳以下日本代表アシスタントコーチ

・篠原怜

17卒。

2014年 東北ユース主将

2016年 東北大学男子ラクロス部 ATポジションリーダー

2017年

東北大学一年生チームヘッドコーチ

宮城学院女子大学サポートコーチ

2018年

東北大学テクニカルコーチ兼Aチームアシスタントコーチ

宮城学院女子大学テクニカルコーチ

東北地区優秀指導者賞

(・秋本海 新3年、司会)

※以下名字表記。篠原は2つ目の質問の途中から参加。

(写真:左から順に佐野、小山、荒木、篠原)

秋本―本日は貴重なお時間を頂きありがとうございます、司会を務めさせて頂く秋本です!事前に送らせて頂いた項目順にお伺いしたいと思います。まずはじめに、なぜラクロスを始めたのか、一人ずつ教えてください!まず荒木さんからお願いします。

荒木―俺は最初一切ラクロス部に入るつもりなかった。幼稚園から高校まで続けたサッカーを大学でもやるつもりだったから、体験会とかにも一切行っていなかったね。だけど2個上の浅野さん(20卒 浅野勇磨)と話す機会があって、昼休みに自主練でやってたシュー練に誘ってくれたんだよね。そこで初めてラクロスっていう競技に触れたんだけど、めっちゃ楽しくて、マジで楽しかったからラクロス部の入部を考えるようになったな。そこから話を聞くと全国準決勝で戦っていたり、とか色んな好条件が付いてきた。でも一番はほんとに楽しかったっていうのだな(笑)

秋本―競技自体に楽しさを強く感じたんですね、ありがとうございます!大輔さん(小山)はどうですか?

小山―俺もきっかけ自体は荒木と同じで、っていうのも荒木とは高校が同じで、新歓期は行動を共にしていたんだよね。荒木と一緒にシュー練に参加させてもらったんだけど、そのときに話を聞いて目標の大きさっていうのが面白そうだなと思った。清さん(佐野)が代表候補生だったり、全国大会準決勝に連続出場していたりとか、そういうのに惹かれましたね。まあ後は俺も競技自体を素直に面白いなって思ったな。

秋本―ありがとうございます!最後に清さんお願いします!

佐野―俺は中高柔道部で、ラクロスと出会ったのは実は高校2年生の時なんだよね。日本体育大学で高2の時試合があって、そこのグラウンドでなにやらヘルメットつけて棒みたいなのを持っている集団がいて、「あれがラクロスか」ってなった。ただ当時の俺はちょっととがってたから、なんか大学生しかやってないような競技なのに誰がやんのって思ってた(笑)

荒木と同じ感じでそのまま大学では柔道やろうと思ってた。でも新歓は楽しそうだったし色々参加してたわ、ラクロスもその一つだったな。ラクロス部の先輩にも「俺柔道部入ります」って直接言ったりして、完全に遊び目的で来てるっていうのを隠してなかった(笑)

ただそこで実際にラクロスっていう競技に触れて、フィールドスポーツっていうのをやってこなかったのもあって興味を持った。後柔道で培ったフィジカルだったり、コンタクトの感覚もラクロスっていう競技にマッチしているんだなってわかって、それで惹かれていった。さらに高みを目指しているっていうことで、新歓のイベントでやってた見せ試合とか練習の雰囲気を実際に見て、本気度を感じて入部を決めた。

秋本―三人ともありがとうございます!それぞれラクロスをよく知らない状態から惹かれていく過程がとても新鮮でした!次に皆さんが思う、「ラクロス・ラクロス部の良いところ」を聞かせてください!

荒木―まずラクロスの良いところから話しますかね。ラクロスって競技自体ほんとに面白いと思ってる。思うのはラクロスっていう競技を何となく知っている人はいても、激しいっていうイメージがないよね。実際はヘルメットして防具つけてぶつかってっていう感じだからね、そこのイメージとのギャップがかなりある気がするな。

(写真:荒木)

小山―確かにギャップは大きいのかもね。ラクロスの魅力の一つに見た目の派手さが実際はあると思っているんだけど知られてないかも。自分はずっと野球やってきて、野球に比べてラクロスは自由に動き回れるからそこが新鮮で面白いと思った。かなり自由度の高いスポーツだと思う。

佐野―俺もフィールドスポーツやったことなくて新鮮だった。後ラクロスの特徴としてDFが不利と言われるんだけど、自分はずっとDFの選手で展開がものすごく速い中でどう守るのかとか考え続ける必要があって、シンプルじゃない感じがすごく面白い。

そういえば司会の海(秋本)はなんでラクロス始めたの?

秋本―自分は野球をずっとやってきたんですけど、体の大きさを直接的に活かしたいなと思いまして。ラグビー部入ろうと思っていたんですけど、ラグビーの体験会行ってみたら経験者が多くて、スタートラインが同じなラクロスに魅力を感じました。

小山―体の大きさは野球でもかなり活かせるけどなあ(笑)

秋本―いや、肉弾戦がしたかったです。

一同(笑)

遅れて篠原がここで合流。

篠原―遅れました!ここから合流します!今はどんな話してた?

秋本―ラクロス・ラクロス部の良いところについて話していました。怜さん(篠原)にはラクロス部の良いところを、社会人で活躍されている今でも生きていることなどの観点からお聞きしてもいいですか?

篠原―ラクロス部の良いところか、めちゃくちゃあるなあ。人脈と人生経験っていう二つの角度から話させてもらうね。

まず人脈に関して。遠征とかで関東とかに行くと、関東の選手たちもすごい歓迎してくれるんだよね。ラクロスはマイナースポーツだからか、地域を越えて互いに吸収しようという思いが強い。だから他のスポーツよりも仲良くなりやすいと思うし、社会に出た今もラクロスでつながった人脈がかなり生きている。全国っていう範囲で強いつながりができることは他にはできない貴重なことだなと思う。

(写真左:篠原)

次に、人生経験っていう角度から3つ話したいと思います。一つ目が新しいことを始めることの大切さ。ラクロスは全てが新しくてすごい刺激的で、色んなことに挑戦する意味っていうのを学んだな。二つ目がチームを牽引するっていう経験。自分はポジションリーダーをやらせてもらっていたんだけど、何が足りないのかとかどう振る舞う必要があるのかっていうのを考え続けられたのは経験として大きかったと思う。最後に「教える」っていうことの尊さをすごく感じた。コーチっていう役職もやらせてもらって、育成っていうことに関して向き合う時間も多かったんだよね。最後はプレイヤーがプレーするわけだから、どうモチベートするかっていうのを考えられたことはすごい今にも生きている。

大輔も似たようなことどっかで書いてなかったっけ?自分が提供することの難しさみたいな。

小山―そうですね。これまでの人生の中では人を指導するっていうより自分が結果を出すことを強く優先して考えるポジションにしかいなかったので、学生っていうリスクの少ない環境で指導する側に回れたのは良かったと思います。また自分の能力以上に立場がどんどん大きくなっていって、立場に合わせて頑張ろうと出来るのが、ラクロス部のというか部活動の良いところなんじゃないかなと思っています。

篠原-大輔ってほんとにワードチョイスがいいよね(笑)インスタとか色んな挨拶とか見てるけどすごく伝わりやすい。

小山―それでいうとそれが一番身についたことなんじゃないかなとも思います(笑)1・2年生の時よく何言ってるかわかんないよとか言われていたんで、そんなこと言っていただけるなんてそれが一番伸びたことだと感じます。

秋本―清さんはラクロス部の良いところに関してどうですか?

佐野―自分からはこのテーマを東北大学っていう環境を踏まえて話したいなと思います。東北大学は自分たちで上手くなる方法を見つけるっていう観点ではすごく良い環境だと思う。関東は大学数が多いから身の周りの高いレベルの大学と練習試合とか気軽に組める環境が整っている。目の前の試合に勝つために考えることを通して、目標を身近に感じ続けられるのが関東や関西の良いところだよね。

(写真:佐野)

東北大学は仙台にあるのでそうはいかなくて、遠くにある目標を達成するために、色んなアプローチをしなければならない。逆に言えばこれは他の大学と比べて自然と身につく考え方で、なかなか他で身につくようなスキルではない。自分たちは情報格差を埋めるために行動していることに慣れているけど、改めて考えるとこれは関東とかには少ない文化。関東行ってたら意外と自分は上手くなれなかったんじゃないかな(笑)

秋本―地方の情報格差が悪いことばかりではないということですね!

荒木―たしかにそれは東北大学でこそ得られる考え方ですね。ただ、その考えが出来る人は一部な気もしますね。チームを引っ張る意識の強い人たちは情報格差を埋めようと行動して、自然とそういう考え方が身についていく。それ以外の人たちはそうやって行動した人たちの情報を受動的に聞くだけみたいな。だからチーム全員が主体的に行動できるように考える必要もあって、そういう組織のあり方とか考えられるのもこの部の良いところだなと思いますね。

佐野―行動する人たちも情報を与えすぎたのかもね。そういう意味で大輔、荒木が今年引退して東北大学からいなくなることはチームにとってプラスだなと俺は思っているよ(笑)

篠原―組織の難しいところだよねそれは本当に。例えば自分があったのは大事な試合で自分が大活躍した後に、練習で自分が発言するとそれが特に下級生とかに響きすぎたりしている感覚があってこわいなって思った。自分の発言一つ一つがチームに与える影響っていうのを考える必要があるのかって思って。

秋本―組織のあり方について考えることを通して、多くのことを学べるのが良いところですね。

日本一を目指すチーム・日本代表を目指せる環境ということに関してもお聞きしたいです!

佐野―日本一・日本代表を現実的に目指せる環境ってなかなかないよね、想像以上に努力が必要ではあると思うんだけど。実際自分が日本代表になって海外に行ってアメリカとかオーストラリアと戦えた経験とか、地方大学史上初全学の準決勝に勝利したときとか、今まで得たことのないような感情を感じることが出来た。色んな感情を経験できる可能性がこの部には広がっているし、そういう意味で本当に労力を使う価値があった。荒木とか大輔も準優勝した時ピッチにいたわけだけど、そんな感覚があるんじゃないかな。

荒木―そうですね、実際に高いモノを本気になって目指せるっていうのがここまで頑張れた要因だとは思います。日本一っていうわかりやすい、一番っていう目標が掲げられていることが最高の環境だなって思います。

小山―自分はこの4年間を振り返って、見返りがちゃんとある部活だなって思いました。日本一を目指せる部活に所属する経験は貴重ですし、有意義だったなと。

秋本―ありがとうございます!では最後のお題になりますが、「みなさんがこれからラクロスに対してどうアプローチしていきたいか」を聞かせてください!

荒木―自分は社会人でもラクロスを続けて、日本一を目指します。引退して思ったのは、やっぱりラクロス好きだなって(笑)現役の時は、ラクロスってつらいこともあるし社会人になったら選択肢増えるだろうしで、そんなに続けるつもりはなかった。でもこんなに素敵なスポーツ・経験をここでやめるのはもったいないと思った。社会人になって日本一を達成する。学生で成し遂げられなかったことを成し遂げて、どういう思いになるのか本当に楽しみです。

小山―自分もやっぱりラクロスをやっていて楽しいっていうのがあるので、ラクロスを続けるっていうのは確定しています。後はラクロス界では人脈が広い方だと思うので、ラクロスもそうですしラクロス以外でもその人脈を生かせればなと思っています。

(写真中央:小山)

佐野―自分は、人生で大切にしていることと絡めて話したいと思います。

自分が人生を通して大切にしたいこととして、心から湧き上がってくる「楽しい」とか「表現したい」っていう純粋な気持ちを維持できる場所にいたいっていうのがある。これをもとにして選択し続けることは難しいことだとは思うんだけど、こう生きることは最終的には自分にって一番良いのではないかって思ってる。この考え方をしていく上で自分にとってラクロスっていうのは大切なもので、またラクロスを通じて成したいと思っていることが三つの観点からある。一つ目は選手っていう観点で、世界の舞台に立って世界から評価を得たいということ。二つ目はコーチっていう観点で、自分が得たことをみんなにも知って欲しい。コーチとして教えていくという活動を通して日本のラクロス界全体が活性化したら、それは素晴らしいことだと思う。三つ目はラクロスに関わっている人という観点。自分がラクロスから学んだことが多いから、ラクロスという競技に対して感謝の気持ちが強いし恩返しをしたいという気持ちがある。

最後に、今年度自分の所属するチームが社会人リーグの中で優勝して、東北大学が学生リーグで優勝して、この2チームが戦うというのを本当に実現したいなと思っています!

篠原―すごい良いこと言うね、トリにするべきだったな(笑)

自分はこのまま社会人として今までやってきたようにラクロスをやる面白さは伝えていきたいと思うし、これを経験できる人を増やしたいなと思っている。後、大輔も言っていたようにラクロスを通して出来た人脈っていうのが本当に多いから、それを生かしたいです!

新入生に言いたいことは、新しいことを始めるって本当に刺激的で面白いことだよっていうこと。今は選択肢が広がっている時期だと思うんだけど、まず色々触れてみて欲しい。ラクロスしてみて、ちょっとでも良いなって思ってのめりこんでいったら、その先には素晴らしい景色が待ってるよって言いたいです!

(写真:史上初の全学準優勝達成直後)

秋本―ありがとうございます!本日はお忙しい中お集まりいただき本当にありがとうございました、これにて終了とさせていただきます!

(文責:川原士門)

東北大学 学友会男子ラクロス部

東北大学 学友会男子ラクロス部の公式ホームページです。 部員93名

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