【2021年度 コラム第1段】「自粛、そしてこれから」29期 金井玲於

半年間という長い自粛期間においても、プレー・運営・新歓…様々な面で活躍を続けてきた部員たち。


そんな自粛期間において、部員たちは何を考えどのように行動していたのか、そしてこれからの自分自身について、3名の部員へ話を伺った。


第2回は29期金井玲於へ突撃インタビュー!



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金井玲於(29期/MF)

2020年度に発足した「運営部」の環境部門長。

底抜けの明るさで、練習内外問わずチームの盛り上げ役となっているとか、なっていないとか。

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「運営部」について、先日公開された『運営部紹介』もあわせてご覧ください。

-今日は貴重なお時間ありがとうございます!


-さっそくですが、運営部についてのお話を。運営部門長になったきっかけは?

金井:なった、というよりならざるを得なかった。(笑)

瑛士郎(4年G 小山瑛士郎)が運営部長になって、幹部を作りたいってなったときに(当時)3年生が俺だけだったのね。だから声かけてもらったって感じかな。自分からとかではなくて、気付いたら運営部門長になってた。


-新しい組織で幹部になることに対して、抵抗はなかった?

金井:なかったなあ。人から頼まれたら断らないスタンスを大切にしてて。ラクロス部で役割を持ってなかったから、ちょうどいいなと思った。何かしら役職もらえるのが嬉しかったし、頑張れる理由になったと思う!


-運営幹部になって変わったことは?

金井:一番変わったのは、後輩との関わり方かな。下級生と話す機会がすごく増えた。運営のことだけでなく、ラクロスのこと、プライベートのことも話したりして。それがすごい新鮮で楽しい!


-後輩との関わり方、ということで。31期で気になっている部員とかいますか?(笑)

金井:気になる人かあ。まず1人目は、しゅう(31期 MF/FO 早川崇)。自粛期間のオフェンス技術班が一緒で。それがほぼほぼ初絡みだったんだけど、毎朝MTGする中で「この子は将来学年を引っ張っていくんだろうな」って感じた。期待してます!2人目は、もろかわ(31期 DF 両川颯一郎)。地元が近い!同郷として可愛がりたいと思ってる。いつかレンタカー借りて一緒に帰省したい!


-なるほど!自粛期間って繋がりが薄れそうだなって思っていましたが、運営部主体の「理念1on1」だったり、技術班だったり…自粛期間で生まれた繋がりもありますよね。


-練習始まってからはどうですか?

金井:31期全体と話すし、何より意識的に話すようにしてる!


-その理由は?

金井:自粛期間を通じて「人とのつながりだったり、ラクロス部の繋がりっていいな」って思ったから。

去年の4月の自粛期間で、とある縁があって学生団体の運営をすることになって。ラクロス部外で活動するってことをやってみて、改めて人との繋がり大事だなって感じた。そして何より、部外に出たからこそラクロス部の繋がりっていいなと思ったと同時に、自分はそれをあまり活かせていないと思った。せっかく部活っていう団体に所属しているから、特に下の子とのコミュニケーションを取るべきだと思ったんだよね。


-素敵な先輩ですね。

金井:でしょ(笑)




-今回のテーマが自粛期間、ということで1つ質問。自粛期間、モチベーションが低くなったりしましたか?

金井:低くもなく、高くもないって感じだった。

新チーム始まって直後、デイキャンのしょっぱなで怪我しちゃったんだよね。1か月リハビリ必要って言われて…でもその直後自粛期間が始まって。「あ、リハビリのチャンスだ」って思って、ひたすらリハビリに取り組んだ。怪我が治ったあとは、いつ部活が始まってもいいように調整して。今できることをひたすらやろう、って思ってた。とにかく無心で。


-運営幹部としてのモチベーションはどうでしたか?

金井:自粛期間って、部活の人と会わなかったから、運営幹部でのMTGがすごいいい機会になってた。運営についてのMTGなんだけど、みんなと話すことができて楽しかった。それがモチベーションだったなあ。



-それでは話題を変えて、最近のお話を。

練習が再開して約1週間立ちますが、どうですか?

金井:自粛期間に割と身体づくり頑張ったはずなのに足を怪我してしまって。4年目でもなお怪我に悩まされてる(笑)それでもやっぱり部活は楽しくて。これをあと何回、何か月できるのかなって考えると…頑張らなきゃってなるね。


-今シーズンの目標を教えてください。

金井:ラクロス部を終えるときに、後悔せずに終えたい。

自粛期間ずっとそれを考えていたけど、答えはまだ模索中。部全体での定量的な目標は「学生日本一」だけど、自分自身の目標は何なのかを考えてて。どうすればやってきてよかったって思って引退できるのか、自分にしかできないことはなにか、どうすれば部に貢献できるか…とか。最近よく最後のことを想像してる。

そして、自分たちだけじゃなく、後輩の可能性についても考えたい

今年全国大会が開催されない可能性だってあるわけで。自分が「後輩に」できることを模索しているかな。どうコミュニケーションをとるか、何を教えるか。特に、31期はコロナ禍で経験が少ないし、30期が経験していないことも多くて。それを伝えていきたいと思ってる。

あともう一つは、運営部の制度をよかったなと思えるようにしたい!

昨年から理念ができたけど、まだまだ浸透していないし、それでえいしろう(29期 小山瑛士郎/運営部長)は悩んでるんだよね。自分たちが、理念をどういう形で遺せば後輩たちが活かせるか、っていうことを考えたい。時間がかかるからこそ、今取り組むべきだと思ってて。理念を自分に落とし込むっていうのはすごい難しいことだけど、いつか浸透してほしい、させたいと思ってるから、今運営幹部として活動してる。



-自分のことだけでなく、後輩のことや今後のラクロス部のことを考えているんですね。


-本当に最後になりますが…このコラムは全世界に発信されます。この場で誰かに何か伝えたいことがあればどうぞ!

金井:それじゃあ、同期に向けて。もう残り少ない時間だけど、全員で引退したいです。これからもよろしくお願いします!


-よろしくお願いします!今日は本当にありがとうございました!



インタビュアー・編集:葛西のどか


東北大学 学友会男子ラクロス部

東北大学 学友会男子ラクロス部の公式ホームページです。 部員99名

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