【第26回東北学生リーグ】FINAL vs岩手大学
2019/10/12(土)
東北大学 vs 岩手大学
@弘進ゴムアスリートパーク仙台
【得点】
1Q:1-0
2Q:2-2
3Q:3-0
4Q:2-3
TOTAL:8-5
〈得点者〉
#11 高嶋佑輔(2)
#0 日野康平(1)
#15 塚田大智(1)
#26 原田燦(1)
#69 長尾壮一郎(1)
#84 川合将矢(1)
#91 嶋林佳生(1)
【試合内容】
〈1Q〉
FOは#20村井田がかき出し、東北ボールでのスタート。その後のグラボにより相手オフェンス、東北序盤から守りの時間となります。#10小山真のナイスプレーでクリア成功。#69長尾などの惜しいショットもありましたが、点が入らず拮抗した試合展開。中盤になり相手オフェンスの時間が続きますが、#3佐野をはじめ鉄壁の東北DF、ショットすらあまり打たせません。グラボのたびに上がる水しぶき、イレギュラーな環境での試合です。相手のミスをすかさずスクープした#11高嶋、東北攻め込みます。ボールをキープしていた#0日野が華麗なステップでDFをかわし、先制点。このまま1Qは1-1で終えます。
〈2Q〉
1点リードで迎えた第2クオーター。相手のファウルで1分のエキストラになりました、2Q最初のチャンスになります。攻守に渡って活躍する#3佐野がゴールを狙いますが惜しくも相手ボールに。その後相手ショットが続けて成功、スコアは1-2で、1点を追う展開となります。#8梶山、#86大藪のディフェンスでその後の得点を許しません。長いディフェンス時間を終わらせ、#15塚田の豪快なスタンシューがネットを揺らします。勢いに乗った東北、#2佐藤のフェイスは勝ち、#11高嶋も続けてネットが破れそうなほどのスタンシュー。1点リードのまま折り返します。
〈3Q〉
依然として1点リードでの3Q。主将#6浅野がゴール前に切り込んでショットを打ちますが、ここは相手ゴーリーのナイスセーブに阻まれます。続く相手クリアを#16吉川がナイスライド。ターンオーバーが続きます。#1竹岡のショットは惜しくもゴーリーセーブ、なかなか点が取れずに3Qも中盤へ。#91嶋林の俊足クリアで一気に攻め込みます。#0日野からのアシストを#11高嶋が本日2得点目決めてスコア。その後エキストラオフェンス中に#69長尾が得点。吠えます。さらに続けて#26原田のバウンシューで6-2。4点リードと差をつけて3Qを終えます。
〈4Q〉
第4クオーターのスタートは#2佐藤のFOです。相手ポゼッションが長く、DF陣にとっては苦しい時間が続きます。ナイスチェイスでターンオーバー、ここで絶好調#84川合のショットが成功します。同期 #1竹岡とのキャッチーなゴールパフォーマンスも披露します。続くFOは#20村井田からの#8梶山のナイスグラボ。しかし相手チームの猛攻にあいます、東北のファウルでのマンダウン中に相手の得点。#41針生のスーパーセーブでポゼッションを返します。
試合時間は残り2分程度、雨もどんどん強くなる中、#91嶋林の俊足シュートが決まります。グラウンド状況など関係なし、#3佐野の代表仕込みのグラボ&ロンパが光ります。その後1点返されますが、DF陣の活躍もあり、最終スコア8-5で勝利。東北地区7連覇を成し遂げました。MVPに#11高嶋が選出されています。
【試合を終えて】
#5 田村怜於
10/12(土)東北地区のファイナルが行われた。世間では大きな被害をもたらした台風19号で騒がれるなか、開幕戦と同様に宿敵岩手大学との試合だった。今年の岩手大学はall atackというスローガンの下、様々な新しい奇策を展開してくるチームで、とても厄介な相手として認識していた。川上、平出をはじめとしたロングとは思えぬオフェンス力。笹森、青田のキープ力。
さらに、彼らのズバ抜けた身体能力やグラボへの執着心はかなり秀でているものがあった。これらを織り混ぜてくる岩手大学のオフェンスはとても驚異であった。また、DF面ではリーグ戦では見せなかったゾーンディフェンスを終始展開され、苦戦を強いられ、何度もターンオーバーを味わった。
最終結果は8-5と辛勝であった。課題が浮き彫りになったいま、全学決勝に向けて「尽」くしていく必要があると改めて感じた試合であった。
最後に、足元の悪いなか会場に足を運んでくださったOBOGの方々、並びに保護者の皆様、精一杯の声をかけてくれた部員の皆様、ご声援ありがとうございました。最後までお付き合い頂ければ幸いです。
#32 後藤景佑
短い出場時間ではありましたが、今までやってきたことを発揮出来たことに一定の達成感を感じています。今シーズンの残された試合でチームの足を引っ張らないよう最後まで頑張ります。
#0 日野康平
まずはじめに悪天候の中にも関わらず応援してくださった方々、本当にありがとうございました。応援の力で苦しい状況の中で勝ちきることが出来ました。
チーム全体としても個人としても中々自分たちのペースに乗ることが出来ず、苦しいスタートとなりました。しかし、自分たちのやってきたことを再確認しDFを信じ、我慢することで自分たちのペースに持っていき、最後は点差を広げることができました。
まだまだ全国で戦っていくには未熟なところが出てしまったファイナルでしたが、この先チーム一丸となり必ず目標である全学決勝の舞台に立てるよう頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします。
台風の影響での強い雨が降り、グラウンド状況も悪い中の試合でしたが勝ち切ることができました。お足元の悪い中応援に来てくださった皆様、本当にありがとうございました。東北大学はこの勝利を持って、東北地区優勝、7連覇を達成しました。東北王者としてのプライドと、先に引退することになった地区の他大学の仲間の思いを背負い、11月2日 中四国代表との2地区予選でも必ず勝利します。場所は京都と遠方になりますが、ご支援、ご声援の程よろしくお願い致します。
(文責 小林未来)
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