【第4回龍鷲戦 主将対談】

今年で第4回となる、東北大学と横浜国立大学の定期戦「龍鷲戦」に向け、主将対談を行いました。ぜひご覧ください。


【主将紹介】

東北大学主将 4年G #57角地優太

横浜国立大学主将 4年MF #43樋口亮



Q:昨年度の龍鷲戦を振り返って

角地:去年の龍鷲戦は応援側だったのですが、2-3というLOWスコアで、MVPもゴーリーが獲得し、なかなか点が入らない、堅い試合だったという印象です。

樋口:自分も去年ちょうどその時期に肩を脱臼していて試合には出られませんでした。OFリーダーを務めていたため、もっとポンポン点が入るようなOFを目指したかったのですが、最終的なスコアはLOWで、展開的にもあまり面白い試合にしきれなかったため、後悔が残っています。

角地:かなりLOWスコアでしたよね。横国さんのゴーリーが上手く、点が決まらなかった印象です。

樋口:そうですね、野村くん(4年G #5野村隆紘)上手いので(笑)

角地:上手いですよね。お互いゴーリーが止めたという感じでした。個人としては、去年出られなかった悔しさがあるので、今年はどうにか出場したいです。

樋口:自分は2年生の時の1回しか出場できておらず、今年も怪我で出られないため、悔しいですが、ボックスから見守らせていただきます。

角地:実はちょうど僕も2日前くらいに復帰しました。半年くらい骨折していてできなくて、、、ちょっと樋口さんにシンパシー感じています、、(笑)



Q:自チームの紹介、注目ポイント

角地:東北は2・3年生が上手いチームで、OFもDFも2・3年生がメンバーに入ると思います。若い力の爆発に期待していただければと思います。特に、OFは2・3年生のATがかなりショットが速くて、前回の関東遠征でも点を決めていたので、速いショットに注目していただきたいです。

樋口:横国は対照的に、4年生主体のチームです。ここ2・3年は自分たちの代が一番人数が多く、1個上は6人、2個上が0人で、ずっと下級生主体のチームだったのですが、今年ようやく4年生主体のチームになりました。特にOFに関しては、6人中5人が4年生なので、スキル面や決めきりの部分でも注目できるチームだと思います。



Q:注目選手

角地:OFは健心(2年AT #23太田健心)。彼は野球部出身で去年からラクロスを始めたのですが、ピッチャーだったというのもあり、伸びのあるショットが注目ポイントです。腰を怪我していたのですが、それを感じさせないほど、大活躍しているので、彼の伸びのある左スタンシューに期待しています。

樋口:その方がさっき言っていたショットが速い子ですか?

角地:そうです!去年も出場していた雄吾(3年AT #0柳下雄吾)もかなりショットが速いので、左の健心と右の雄吾という感じで、この二大巨頭に注目していただきたいです。DFは、匡一朗(3年DF #32前嶋匡一朗)ですかね。彼はもともと柔道部出身でフィジカルがありつつ、フットワークでついて行ってバシバシ叩くというプレースタイルなので、ダイナミックなボールダウンをしてくれると思います。

樋口:その紹介から下級生が強そうな感じがしますね!横国の注目選手は、G、DF、OFから一人ずつ、注目というより期待している選手を紹介したいと思います。Gは野村くんではなく、水口くん(3年G #9水口鼓太郎)にぜひ出たら注目していただきたいです。実は彼は関東ユースに選ばれており、最近のシュー練では野村くんと遜色ないくらいのセーブを見せています。やはり1個上に野村くんという偉大な先輩がいるので陰に隠れてしまってはいるのですが、関東一部リーグのゴーリーより実力があるのではないかというくらい上手なのでぜひ注目してください。

角地:それはかなり楽しみですね。

樋口:野村くんのおかげで横国がゴーリー大国になりつつあります(笑)DFは、DFリーダーの富田涼太くん(4年 L#4富田涼太)に注目していただきたいです。彼は本当にラクロス選手という感じのプレイヤーだと思います。フットワークはもちろん、チェック、プッシュなどなんでもできる、能力数値の五角形の全部80点90点みたいなDFだと思っているので、ぜひ彼のボールダウンを見ていただきたいです。OFは、臼井祐人くん(4年AT #7臼井祐人)です。彼は、去年関東二部リーグの得点王とベスト10を受賞しており、去年までは左スタンシューで得点を重ねていました。4年生になってからは、1on1やそれ以外のプレーにも磨きがかかり、非の打ちどころのない選手に成長しています。このような感じで、横国は4年生主体にはなるのですが、特にこの3人を見ていただけたらと思います!

樋口:角地くんは試合に出ますか?

角地:間に合うかどうかわからないのですが、間に合わせたいです!めっちゃ出たいです!

樋口:是非出たら臼井のショット受けてほしいです(笑)なかなか受けたことないショットが飛んでくると思うので。みんな膝着いて上を抜かれてしまいます。

角地:膝を着かないように頑張ります(笑)



Q:相手チームの印象

角地:僕は3回くらい横国さんの武者に行かせていただいているのですが、まず一つは野村くんが上手いなと。これは普通に思いましたね。あとは、野村くんとシュー練してるからだと思いますが、OFのランシューの能力や際に打つ能力が高いと思います。1on1でも抜いてスタンシューやランシューを打ってくるイメージがあり、止めづらかったですね。その時は紹介に挙がっていた水口くんにはお会いできなかったので、龍鷲戦ではぜひお話してみたいです。

樋口:ぜひぜひ(笑)自分は主観的には、東北大学は名門校だと感じています。それこそ自分たちのコーチの荒木さん(東北大OB 荒木佑之輔選手)もそうですし、小山さん(東北大OB 小山大輔選手)や佐野清さん(東北大OB佐野清選手)など、世界で戦っているプレイヤーを輩出していると思います。また、人数もかなりいらっしゃるということで、そういった面で、関東ではないですが、関東のトップで戦えるような名門校の雰囲気や技術があるという印象を抱いています。武者に来ていただいた際も、関東は戦術が進んでいる分、意外と固定概念に捉われて、縮こまったプレーが多いのですが、東北大のプレイヤーはそういった固定概念がなく、のびのびと広い所でちゃんと点を取るということを考えてプレーしてる選手が多いと感じました。そういった意味で、ちゃんと全国大会に出ている名門校だと思いました。



Q:龍鷲戦への意気込み

角地:チームとしては学生日本一を目指して活動している中で、関東の横国さんとの試合は非常に貴重な機会だと思っています。去年・一昨年と勝利しているので、3連勝できるように全員で気合を入れて臨みます。個人的には、怪我で悔しい思いをしてきたので、復活の試合にしたいと思っています。応援の程お願い致します!

樋口:横国も今年関東1部になり、関東一部に所属する以上は学生日本一を目標に活動してきましたが、春の最強決定戦では一勝もできず、悔しい思いをしてきました。全国大会の常連校である東北大学さんに勝ち、リーグ戦への弾みをつける大事な一戦にしようと思っているので、応援よろしくお願い致します!



(文責:黒沼綾乃)

東北大学 学友会男子ラクロス部

東北大学 学友会男子ラクロス部の公式ホームページです。 部員123名

0コメント

  • 1000 / 1000