【34期対談 柳下雄吾(34期)、淡川慎治郎(34期)×菊地一輝(30期 1年コーチ)】

8月26日に行われた新人戦サマーを終えた34期の柳下雄吾と淡川慎治郎、30期1年コーチの菊地一輝にサマー後の思いや、今後の目標についてインタビューを行いました。



司会:今日はお忙しい中お時間をとっていただきありがとうございます。まず初めに、サマーを振り返ってどう思ったか教えてください。

淡川:まあ、俺はオフサイド…

柳下:サマーを振り返って、率直に言うと悔しかったです。

菊地:俺もオフサイドかなぁ、、許してないかなあ(笑)

淡川:あんなけインスタでフォローしてくれたのに…(笑)

菊地:冗談だよ(笑)悔しいのと、やっぱりコーチを含めてチームの力不足を痛感しました。コーチとしては、どういう練習やろうとかどういう技術が足りてないかをずっとOFのことは特にかいと(1年コーチ 30期 安達海渡)と話あってきたんだけど、みんなが今どんなことを課題に思っているのかどれくらいの頻度で自主練しているのかそういうのを全然知らなかったなって。チーム運営の視野が狭くなっていたのはコーチの責任かなと思った。もっと練習してほしいです。

淡川&柳下:頑張ります。

淡川:俺は、実家の都合で関東遠征とかに行けなかったから、遠征が終わってみんなが帰ってきて、結果は試合とか見て知っていたけども、「全然できなかった」っていって、自分たちとの違いを肌で感じたって言ってて、心の持ちようが自分とは違ったのかなって思いました。

菊地:何が敗因だと思うの?個人的にでもチームでもいいよ。

柳下:うーん、個人的にはショットを打つ回数に対して決定率が悪いのと、左が極端に使えない。右ばっかり使ってた。決勝戦とかでは、「こいつ右しかないな」って思われていたので。なすすべがなかったっていうのが個人的には思います。

菊地:めっちゃ詰めてるみたいになるんだけど、雄吾に関しては決勝見てて思ったのは、「こいつちきってるな」って思った。前半であんまわかってなかったじゃん?後半ディフェンスハーフ入って、他の奴に攻めていいよって。「こいつ今日ダメかもな」って俺思ったんだよね。そういうところをミスってもいいから、自分が点を取りに行くっていう気持ちが必要かな。うん、落ち込んじゃうから次いこう。



司会:他のチームメイトのことをどう思うか教えてください!

柳下:個人的には、自分はスピード型じゃないので、かける(34期 森田翔)とかりゅうと(34期 鹿島瑠人)とかはOF速くて良いなって思います。あと、めちゃくちゃ自分で点取りたいんで、サマーで沢山点を取っていたこうた(34期 由元孝汰)とか、サマー出れなかったけど、しゅうせい(34期 音川周生)とか。その2人に関しては、こうたといえばランシュー、周生と言えばスタンシューっていうイメージあるんで、そこを全部俺で。スタンシュー、ランシューとかじゃなくて、シュートと言えば俺みたいな感じで。

一同:おおーっ!

淡川:俺はだいき(34期 笠原大貴)を代表に決め切りのいい奴多いから、そこを決め切りと言ったらあわしん。1on0とか。あと、OFの話では無くて、ロングのつばさ(34期 工藤翼)とかたくま(34期 岡本拓真)とかのでっかい奴らにどう勝つかみたいなのはいつも考えているかな。身体でいったら負けちゃうし…。かずきさんは現役時代に意識していた同期とかいますか?

菊地:現役の時は、1年生の時俺は結構下手で、特にかいと(30期 安達海渡)とかうまくて、1年生の間に越したいなって思ってた。4年生になったら、やっぱりチームで勝ちたいから、自分の価値みたいなのをどこで出していこうか考えてて、苦手なプレーを無理してやるとかじゃなくて、得意なプレーをやるとか。あとは自分がどういう場面でどういうプレーや声掛けをしたらよいのか、そういうのを4年になったら考えるようになった。1年生のうちはチームにどう貢献しようとか考えてなかったかも。3年生の時、俺とかいとは立ち位置似てて、ABに上がったり下がったりするタイミングが同じような感じだったから、かいとのことは意識してたかも。ただ、プレースタイルがちょっと違かったかな、うーんでも、やっぱ意識はしてたかな。




司会:チームの強みを教えてください。

柳下:チームの強みは、うーん何だろ。ショット力かな。決め切りの部分は悪いけど、ショットに持ち込めている部分は多いから、強みかなって思っています。

淡川:被った(笑)俺もショット力って言おうとしてた。うりぼう行ったときに感じたのは、雄吾がトップクラスで速くて、自分はその次のグループにいれたかなって思って。チーム内では自分は平均値くらいの位置にいると思っていたから、そう考えるとショット力は強みかなって。でも、ショットに行くまでが弱いから、そこを改善したい。

菊地:うーん、俺はあんまりピンとこないな。ショットが早い奴が多いとか決定率がいい奴が多いとかっていう具体的な指標が無い中、漠然と言っている感じがあるよね。本当にそれを強みとしたいなら、もっと解像度を上げていかないといけないと思うな。裏からなのか、クリースのカットインが得意とか。あと俺が考えるこのチームの強みっていうのは、環境だと思ってる。東北大って一人暮らしが多いじゃん?大学の近くにみんな住んでいるから、1年生だけじゃなくて、自主練で簡単に上級生に会えるし、自分の努力次第で、健生とかエースの練習に混ぜてもらえる。質問するとか。やろうとしたらいくらでも吸収できる環境が強みだと思う。まだまだ、下級生から自主練誘われないって言ってるから、活かしきれてないから、頑張ってほしいです。

淡川:聞いたことあるのは、34期はぎすぎすしていないっていう話。我が強い人がいなくて、かいとさん曰く30期と似てるって。一緒に自主練したりとか、まだこれが強みになるかわからないけど、良い特徴だと思います。

菊地:まあ、仲がいいだけでは終わってほしくなくて、何ならちょっとぴりってしている空気足りないかなってコーチ陣は思っている。仲がいいのはいいことだけど、仲がいいで終わるのではなく、辞めそうなやつ練習に誘うとか。今自主練の量が可視化されて、うわ少ないなと、ばらつきあるって思った。自分だけじゃなくて、あんまり来ていない人を誘うとか、そういうアプローチがあってもいいかなって思った。仲の良さがプラスに作用するように行動してほしいかな。

柳下:練習中の声は少ないなって思う。練習外ではみんなよくしゃべるんだけどね。もっと練習中にしゃべってほしい。例えばしゅうほ(34期 川角秀歩)とか、、あつし(34期 丸山敦士)(笑)

菊地:知らなかった(笑)おとなしいと思ってたわ。

柳下:めちゃめちゃうるさいですよ(笑)

淡川:あとながとも(34期 長友洸葵)とか。

菊地:ながとも⁉ほぼ声聞いたことないよ(笑)

淡川:あーあと、とりあえずもっと仲良くなりたいから原付買ってほしい。土日一緒に温泉とか行けるじゃん。

一同:(笑)



司会:うりぼうキャンプで学んで、チームに還元したいことを教えてください!

柳下:インスタにも載せたんですけど、体幹使ったパスとか、ランシューとかうりぼうで学んだ。ランシューはうりぼう終わった後に結構よくなったので、ぜひインスタ見てもらって、吸収してほしい!

淡川:自分のチームのコーチに言われたのは、コミュニケーション能力が大切ってことかな。上がっていくにつれて、知らない人と一緒にプレーしていくことになるから、その中でどれだけコミュニケーションをとって、意志とかやりたいプレーとかを伝えられるっていうのが大事って言われた。

菊地:うりぼう行った人に言いたいのは、もっとコーチに提言してもいいと思うよってことかな。なみ(34期スタッフ 佐藤那実)とかが体幹やった方がいいと思いますって俺らに言うように、こんなメニューやったので取り入れたらいいと思いますとか。みんなから来てほしい。

柳下:あー、でもうりぼうでやったメニュー結構普段の練習でやったことあるの多かった印象でした。

菊地:それは多分コーチ陣が相手のコーチに、試合でぼこぼこにされた後でも、普段どういった練習しているのかとか1年生の様子とか聞くことあるからかな。関東の練習を取り入れようとコーチが頑張った成果が出たって感じだね。それと同じように、普段東北でやっている分、関東や他地区の大学と交流できる機会があったらできるだけ吸収して持ち帰ってほしい。



司会:これからの目標について教えてください!

柳下:サマーで福島に負けちゃって、まずはウィンターで絶対に優勝すること。そして、あかつきでもチームとして優勝。それに貢献できるように、左のショットとかクロスワークが課題だと思うから、ウィンターまでに改善して、右でも左でも決められるようにしたいっていうのが現状の目標です。

淡川:サマーまでの目標で「ショットで終わろう」っていうのがあったと思うんですけど、無理やり打つんじゃなくて、ショットの打ち際を工夫して可能性のあるショットを、打って終わりたい。精神面だったら、今サマーが終わって、ちょっと気が抜けているところあるんで、切り替えとか声出しとかを意識して練習に参加していきたいなと思っています。

菊地:1年生が入部する前から、あかつき優勝するっていうのは、コーチ陣の中では固まっていて。まずはそこに向かってやっていく。また、個々の力にフォーカスすると、この1年チームももう後半に入っていると思うから、1年生の中から上級生に交じってAやBにプレーする人が出てきてほしいっていうのもある。俺の最近の個人の目標は、雄吾にプレーの指摘をすると、とぼとぼ帰っていくから、元気つけさせたいなって(笑)

淡川:あー、今日の練習でも「ゆうご元気ねぇなあ!!」ってめっちゃ言われてるのにめっちゃぼーっと歩いてた(笑)

菊地:こここうしたらよくなるよって言ったら「…っす」みたいな(笑)

柳下:いやー…あれ実はめっちゃ元気あるんすよ、全然あるんすけど、考えてて聞こえてないとき多くて(笑)

一同:(笑)




司会:最後に、チームに求めることを教えてください!

柳下:あんま自分が言えることではないんですけど、もっと楽しく練習していきたいなって思っていて。最初のうちは声出すやつがいて、そこに続く声が無いから、その人達が疲れてくると、盛り上がりに欠けてきて、コーチとか1年練に来てくれてる上級生の声出しで、何とか保っているみたいな。そこをもっとみんなで声を出して楽しく練習していきたいなって思います。

淡川:確かに。声は一番たまけんさん(1年コーチ 30期 玉林健)が出ているなって、1年生はもっと出てもいいなって思う。あと、今日もそうだったけど、りょうがさん(Bコーチ 30期 諸星遼河)に言われて出すみたいな、先輩に言われて出すみたいな。そういうのを変えていきたい。

柳下:例年の1年練ってどんな感じですか?

菊地:今年はおとなしいかな。復唱が少ないとか、その復唱してないやつとかへの要求とかが少ないね。自分が思ったことを自分の中で終わらせてほしくないかな。思ったことは周りのやつらに言ってみるとか。あと、コーチへの質問をもっとしてほしいかな。自分の課題とかいつでも聞いてほしい。あんまり聞いてこないなって思って、面談やることにした。他大学のやつにも聞いてもいいと思うよ。こういうところ貪欲になってほしい。俺も1年生の頃下手なことが恥ずかしいことだと思ってた。上手な先輩とかに、一緒に練習してもらうの申し訳ないと思っていたけど、絶対的にそれはした方がいい。それするようになってから、自分でも上手くなったなって思うこと増えたし。1年生のうちはどこまでとかそういった考えは捨てて、少しでも上手くなれるように努力を積み重ねてほしい。

柳下:確かに。先輩に聞くの怖いっすもん。あんまり聞けてないかも。

菊地:でも、聞いてほしそうにしてるよ。

柳下:まじすか。

菊地:聞いてそいつより上手くなってほしい。今、東北の上級生少なくて、お前らがうまくならないと困る。早く1年生に上手くなってもらいたいっていうのはみんな思っていることだと思う。そのために、昔はなかったペア練の制度とか、ビデオ反省誘って質問するとかしてほしいかな。普通に量足りてないかなって思う。量の話でいうと、箱崎っていう俺らの代の日本代表なんだけど、授業の教室の移動とかクレイドルしながら行ったりとか、1日に壁1万回やったことあるとかしてたんよ。まずは量を大切に。あとは、質でいうと、練習で自分のやりたいプレーやってみて、ビデオ見てみて、悪いところわかるから、その動きを自主練で修正してみるとか。目的意識を持ってやると成長していくと思う。

司会:本日はありがとうございました。

東北大学 学友会男子ラクロス部

東北大学 学友会男子ラクロス部の公式ホームページです。 部員93名

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